ビューティ情報『医療の力で、生理はもっと楽になる。重い生理痛とPMSに苦しんだ私の10年間』

医療の力で、生理はもっと楽になる。重い生理痛とPMSに苦しんだ私の10年間

動悸が酷くて眠れず過呼吸を起こしながら疲れて意識を失う。このサイクルを、生理が始まるその日まで、自分の中で押し殺す。

これが一体なんなのか、漠然とした恐ろしさを覚えながらネットで調べて見ると、「PMS(月経前症候群)」に当たるものだとわかった。

自分が悩まされていた生理前の抑うつ状態が一体なんだったのか、それが名前のあるもので、医学的にも証明されているものだと知れて、少し楽になった気がした。自分が生きているこの時代にネットがあってよかったと、心底思った。

とは言え、自分がPMSを抱えているのだと理解はできても、別に症状が改善されるわけではない。私は、この症状が少しでも良くなるように動き始めた。

■効果は? 副作用は? 低用量ピルを試してみて

PMSについて調べていくと、意外にもピルが症状の抑制を担ってくれるということを知った。
ピルと言えば、女性が避妊のために飲むものだと思っていたし、実際に今でもそういう認識を持っている人も多いと思う。

そう思っていたピルが、実は身体の負担を減らすための作用も持っていると知り、早速処方してもらうために婦人科へ向かった。

「生理が辛くて、PMSもひどいから、ピルを試してみたい」

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