指先に少し出して軽くたたくようにして塗ると、唇の色がふんわり染まったようなセミマットな仕上がりに(手を綺麗に洗ってから使おうね)。思わず「私の唇はもともとこんなローズピンクやったんかもしれん……いやきっとそうに違いない」と錯覚するほどに自然に盛ることができる。ありがたや。
マット、とはいったものの唇がぱさぱさになるような感覚はなく……かといってぺったり感もないニュートラルな使い心地。とはいえ、「唇の縦じわをもカバーするしっとり感!」というようなものではないので、乾燥が気になる方は先にしっかりと保湿してから本品を使用するといいだろう。
また、本品はたっぷり塗るとツヤ感を出すことができる。なんとも一石二鳥の商品だなあ……と思っていると、なんとこちらチークにも使えるという。一石三鳥。
ムースのような質感のパウダーリップのため、チークとして使ってもべたつかず崩れにくい印象。広範囲にたたくように広げると、リップに入っている微細な金ラメがチラチラ輝いてとても可愛らしい。「1980円の小さなボディに可愛らしさと上品さを詰め込みました!」といった気合いが感じられるコスメだ。
レディなポイント
・結婚式の披露宴で持っていくような小さなバックでも邪魔にならない小さなパッケージ
・1本で3種類の使い方ができる多彩さ
・オフィスでも使いやすく、かつ地味にならない色合い