「近づいてあったかい、触って柔らかい」魅力的な体の作り方
皮膚は刺激を与えるとメラニン色素を出して肌の色を黒く、そして皮膚を固くして、刺激から保護しようとします。だから、スクラブで古い角質を落とす行為は、一見良さそうに思えるのですが、実は逆効果。
古い角質は、お風呂に浸かり、血行を良くして保湿していれば、自然と剥がれ落ちていきます。だから、柔らかい皮膚の作り方はこすらず、とにかく優しく洗うこと。ナイロンタオルやブラシなど使わずに、手のひらで石鹸の泡を撫でるようにして、滑らせるだけで十分なのです。
そして、肌の上には常在菌という菌が生息していて、洗いすぎると常在菌を落としすぎてしまいます。この菌が肌の適度な潤いとなる油分を保ち、また不要な菌が繁殖するのを守ってくれているので、洗いすぎは乾燥の原因、そして無菌状態は逆に菌の過剰繁殖を促し、体臭を悪化させる場合もあります。
女性の場合、匂いが気になる部分は、脇、乳首、股、足の裏です。
この部分だけ石鹸を使って優しく洗い、それ以外の部分はサラッとお湯を流すくらいでも十分。
実は誰も大きな声では教えてくれませんが、本当に皮膚がきれいな女性はあまり石鹸をつけて洗わないのです。
柔らかい筋膜とあったかい皮下脂肪の作り方
皮膚を触ったときに脂肪が柔らかい人と硬い人、あったかい人と冷たい人がいます。