2015年4月16日 16:00|ウーマンエキサイト
“香りの年齢ケア” で若返る?! 「女性の加齢臭」対策、その秘訣とは
汗ばむ季節になり、汗や体のニオイが気になります。まわりのニオイだけでなく
「自分のニオイの変化」にも気づいているでしょうか? 男性の加齢臭はよく話題になっていますが、女性にも年齢特有のニオイがあり、それに気づいていない女性も多いといいます。
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いい香りはリラックス効果をもたらしますが、加齢臭などの悪臭は他人にとってはストレスに! また、
加齢臭は
老けた印象を与えてしまいます。アラフォー女性には、ニオイを防ぎ、いい香りをまとって自分を演出する
“香りの年齢ケア”が必要となってくるのです。
アラフォー世代こそ、“加齢臭” に要注意毎日、忙しく過ごして生活リズムが不規則になりがちなアラフォー世代の女性はホルモンバランスを崩しやすいもの。さらに、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は
35歳を過ぎた頃から減少していきます。このホルモンバランスの乱れによって、体にさまざまな変化が起き始めます。
加齢臭もそのひとつ。
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「35歳を過ぎたら、ニオイケアを意識して」と提唱するのが、東京医科歯科大学非常勤講師、京都府立医科大学特任教授であり、医療・美容ジャーナリストの宇山恵子さん。
宇山恵子さん プロフィール
東京医科歯科大学非常勤講師、京都府立医科大学特任教授。医療・美容ジャーナリスト。
2009年、NPO法人更年期と加齢のヘルスケア認定「メノポーズカウンセラー」に合格。老人福祉の現場で書道講師としても活躍中。HP:http://www.kenbijuku.com/
「加齢臭が分泌される構造は男女ともに同じです。ホルモンバランスが乱れると体が酸化し、ニオイのもとになる
ノネナールが発生します。女性ホルモンには体のニオイを抑える働きがあるため、若い時は男性に比べてニオイが気になりません。ですが30代半ばからは、
女性ホルモンの減少とともにニオイを抑える力も弱くなるため、女性も気になるように」(宇山さん)
加齢臭は
酸化した脂のニオイで、よく、
ろうそくや
チーズ、
古本などのニオイに似ているとも。
男女ともに40代後半から本格的に発生すると言われていますが、ストレスなどによって、アラフォー女性でも発生する可能性が高いのです。
加齢臭が出にくいカラダをつくる 4カ条ホルモンバランスが乱れる原因は加齢だけにとどまりません。加工食品など
添加物の多い食事や
睡眠不足、過度な
ダイエットなども遠因に。そして、
ストレスこそが大きな原因になっています。
【 加齢臭が出にくいカラダをつくる 4カ条 】
その1:
自分の生理周期を知ること
生理周期がバラバラの場合、ホルモンバランスが乱れている可能性が。
その2:
体を酸化させない食生活を
ビタミン E、A、Cなどの抗酸化力のある食材を摂るようにしましょう。
その3:
太り過ぎない・やせすぎない
女性ホルモンのバランスがよいのは「ほどよく脂肪がついた体」です。
その4:
ストレスを逃す方法を知る
好みの香りをかぐ、大きなため息をつく、思いっきり体を動かす、イヤなことは人に話さず、すぐに忘れること。