今年最も売れた漢方薬は? クラシエ薬品「KAMPO OF THE YEAR 2024」で漢方薬のトレンドとセルフケアの重要性を学んだ話
さらに、性別・年代別の漢方薬の購入商品のランキングを比較したところ、男女ともに20~40代で五苓散が上位に入っていました。SNS上での五苓散の拡散と効能に対する認知の拡大が、20~40代の購買に少なくない影響を及ぼした可能性が考えられます。
■2025年以降は「セルフケア」の定着がポイントに
続いて砂橋さんは2025年以降のトレンド予測として、「超高齢化社会の到来や健康寿命の延伸といった社会の変化に伴い、2025年以降は生活者の予防医学や健康寿命への意識がより一層高まることが予想されます。自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする『セルフケア』の定着が進んでいくと考えられます」と語りました。
そこでクラシエ薬品では、「漢方セラピー」公式LINEアカウントや、自分に合うおすすめの漢方処方が分かるサービス「あすみてasu-mite」、体質診断コンテンツ「からだかがみ」などのサービスで私たちの漢方によるセルフケアをサポートするほか、それぞれの不調に寄りそった漢方を選べるよう、幅広いラインナップを展開していくそうです。
■漢方も自分の体質に合ったものを取り入れることが重要
今回の発表会では、「東洋医学の視点でみる『今日からできる養生セルフケア』」