2019年7月21日 12:00
バター、ショートニング、マーガリン…正しく使い分け、できていますか?違いや特徴について!
バターには、「非発酵バター」と「発酵バター」の2種類がありますが、日本では非発酵バターが主流です。ヨーロッパでは発酵バターが好まれるようです。
香りが良いのが特徴で、無塩・有塩に分けられます。通常、家庭用で使われているバターは有塩です。
ショートニング
出典:byBirth
原料は油脂で、約10~20%のガスを混入させた人工的な油脂です。ガスは窒素ガスや炭酸ガス、空気など。
原料の油脂は、植物性のみのものや、植物性と動物性を混ぜたものなど、さまざまです。パンやお菓子などを大量生産する際、バターやラードの代わりに作られたものです。
マーガリン
食用油に水・塩・その他の乳成分・ビタミンなどを加えて乳化し、冷やして固めます。乳化とは、通常であれば分離する水と油を混ぜ合わせることです。油脂の含有量が80%以上、と決められています。
マーガリンの原料に使われる食用油は、コーン油や大豆油などの植物油です。その他、なたね油やパーム油、紅花油なども。
ファットスプレッド
マーガリンと違い、油脂の含有量は80%未満です。要するに、マーガリンに比べて油分やカロリーが少ないものです。
ファットスプレッドには、風味原料をつけることが可能です。