リバウンドしたらまたダイエットをすればいいと思うこともありますが、なんども繰り返していると太りやすく、痩せにくい体質に変化してしまうといわれています。対策の前にリバウンドのメカニズムについてご説明します、
1. ホメオスタシス
ダイエットをしていると体重が減らなくなる停滞期ってありますね。この停滞期になる原因が「ホメオスタシス」という生体の恒常性機能です。ホメオスタシスは、身体が危険な状態にならないようにコントロールする役割があります。ダイエットをしてエネルギーが不足するとホメオスタシスが働き、「エネルギー消費量を減少させる」そうです。これが停滞期の正体。
ただやっかいなのが、ホメオスタシスはダイエットを止めてもはたきら続けるということです。目標体重になったからといって食事量を戻すと、ホメオスタシスによって消費エネルギー量が減っているため、すぐに脂肪が蓄積されます。
2. レプチン
「レプチン」とは脳の満腹中枢を刺激する物質のこと。ダイエットによる空腹感は、レプチン分泌量が少なくなっているためです。
しかし一度減ってしまったレプチンは、回復するのにおよそ1ヶ月ほどかかります。そのため、ダイエットが終わって食事量を戻しても、満腹感が得られなくなってしまうのです。