2020年5月3日 16:00
たった5分で「猫背」をリセット!プロがお勧めするストレッチ&エクササイズ
このストレッチを行うことで、強く後弯した胸椎部分をリセットさせることができ、前回お伝えした背骨の「緩やかなS字状の弯曲」を取り戻すことができます。
猫背解消に効果が高い肩甲骨エクササイズ
ストレッチで一時的に姿勢をリセットさせることができますが、残念ながらそれはあくまでも「一時的」なものです。なぜなら姿勢を支える筋肉は弱いままだからです。
そのため、良い姿勢が一時的なものとならないように、エクササイズで弱くなっている筋力を強化する必要があるのです。
背中が丸くなり猫背になると、肩甲骨内転筋群(僧帽筋中部線維や菱形筋など肩甲骨内側の筋肉)や、脊柱起立筋(背筋)の上部などの筋力が低下した状態となります。そこで、これらの筋肉を同時に強化できるエクササイズを行っていきます。
肩甲骨内転筋群エクササイズ
出典:byBirth
うつ伏せになり、両腕を肩のライン上に伸ばし親指側を天井に向けます。そうすることで肩への負担が少なくなります。そこから更に胸を床から離します(写真上)。息を吸いながら、肩甲骨を内側に引き寄せる動きで両腕を上げていきます。上げきったところで3秒止めて(写真下)、息を吐きながら両腕を床スレスレまで下ろしていく動作を繰り返していきます。