2021年11月10日 16:00
「腹筋エクササイズ」でよくある3つの問題とその解決法とは?
今すぐに問題を解決させておきましょう!
では、なぜ腹筋エクササイズをすると腰が痛くなってしまうのでしょうか。その理由として、骨盤が強く前傾していることが考えられます。
骨盤が強く前傾すると腰椎の前弯も強くなってしまうので、その状態で腹筋エクササイズを行っても、腹筋に効かないばかりか腰への負担が大きくなってしまうのです。
【解決方法】
この問題を解決させるには、強く前傾した骨盤をニュートラルな状態にすることが必要です。
骨盤の前傾を強めている原因の一つに、股関節の筋肉である「腸腰筋」の過度な緊張が挙げられます。腸腰筋には「股関節を曲げる」という働き以外にも、「骨盤を前傾させる」というそれもあるのです。そこで腸腰筋の緊張を弱めるために、「腸腰筋への静的ストレッチ」を行うようにします。
しかし、腸腰筋の過度な緊張を緩めただけではまだ不十分です!腹筋に効かせるためには、骨盤を後傾方向に動かす必要があるからです。
なぜなら骨盤後傾制限がクリアになっただけで、骨盤後傾方向への動きは制限されたままだからです。
そのため合わせて「骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ」も行っていきます。
1.腸腰筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
両脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立てて後ろ脚は後方へ伸ばします。