皮膚の役割から見るスキンケア

出典:byBirth
スキンケアは毎日の習慣ですが、みなさんは、皮膚の役割をきちんと理解していますか?なんとなくスキンケアをして、化粧品で肌にうるおいや美容成分を与えていれば美しい肌になれる…というわけではありませんよね。
人間の皮膚は、頭のてっぺんからつま先までひとつなぎで、だいたい畳1枚分程度の面積です。人体最大の器官であり、大きく6つの役割を持っています。
- バリア機能:紫外線、外気の乾燥、刺激物質、微生物や細菌などから体を守る。さらに、体内の水分が失われるのを防ぐ
- 皮脂の分泌:皮膚の乾燥を防いだり、細菌増殖をおさえる
- 体温調節:暑いときは汗を分泌し、汗が蒸発するときに体温の熱を冷ます。寒いときは立毛筋を収縮させて、体温が失われるのを防ぐ
- 脂肪を貯蓄:皮下に蓄えられた脂肪は、外的刺激や衝撃から体内を守る。また、体を保温する役割もある
- 排泄:老廃物を汗と一緒に体外へ出す
- 感覚センサー:触覚、温覚、冷覚、痛覚など感覚をキャッチする
次に、スキンケアという点から、皮膚の働きをチェックしていきましょう。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層構造です。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
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