2018年10月18日 06:00
NG習慣解消と静脈マッサージで血管を鍛えて認知症を防ぐ
【運動不足】
少し息が上がるくらいのスピードで1日30分歩く習慣をつけたい。ハードな運動は関節を痛めることがあるので注意。
赤澤先生によれば、マッサージで血管の循環を促すことで、血管は鍛えることができるという。赤澤先生が推奨するのは次の2つのマッサージだ。
【血流を促す「ふくらはぎマッサージ」】
1)マッサージオイルを使い、ふくらはぎを両手で包み込むように、アキレス腱から膝裏のリンパ節までやさしくさすりあげる。
2)膝の裏は、少し力を入れて特に念入りにマッサージする。
3)親指でツボを押しながら、鼠径部までマッサージ。反対の脚も同様に。
血海(膝の内側から指3本分上)、足三里(膝下の外側)、三陰交(くるぶしの内側から指3本分上)の、3つのツボを意識する。
【リンパの流れをアップさせる「首・鎖骨のプッシュ」】
1)あごの先から耳の下に向かって手でさすり、後頭部に向かって頭蓋骨のすぐ下を押す。さらに鎖骨に向かって首をさする。左右5回。
2)肩の骨の付け根あたりから、鎖骨の上側の骨に近い部分を指で押す。左右5回。
「必ず行ってほしいのがふくらはぎのマッサージです。ふくらはぎは“第二の心臓”といわれるほど、血流に大きな影響を与える大事な部分です。