2020年1月15日 15:50
高血圧や夜間頻尿…脳の老化だけじゃない寒い家の健康リスク
6割以上の住宅は18度を下回っています。寝室や脱衣所にいたっては平均が約12度で、18度未満の住宅が9割です。まずは室温18度以上を目指しましょう」
伊香賀先生は住宅を効率的に暖めるために、余裕があれば断熱リフォームをするべきだとすすめる。
「出費は大きいですが、寒い家で生活することで病気になり、早くから治療費や介護費を払うことを考えれば、健康寿命を延ばすための断熱改修は悪い選択肢ではありません」
でも、リフォームはやっぱりハードルが高い。そこで、手軽にできる断熱対策も聞いた。
「まずは、各部屋に温度計を設置しましょう。つねに温度をチェックできるようにするだけでも、室温に意識が向くようになります。また、一般にプチプチと呼ばれる緩衝材を窓に貼って、外の冷気の侵入を防ぐのもよいでしょう。
カーペットの下に断熱シートを敷くだけでも足元の暖かさは変わりますよ」
寒い家の健康リスクを知り、家の防寒対策を整えよう!
「女性自身」2020年1月21日号 掲載
運気を左右しているんです!「運が良い人、悪い人」家のお風呂の共通点