ビューティ情報『「コロナ禍の情報は医師が情報源でも飛びつくな」医師が警鐘』

2020年4月10日 15:50

「コロナ禍の情報は医師が情報源でも飛びつくな」医師が警鐘

『外膜タンパク質』のような、聞きなれない専門用語を盛り込むのも、ニセ医学に見られる特徴です」

正露丸はあくまで、パッケージに表記されている「下痢」や「食あたり」などの症状への服用にとどめておこう。

【3】子宮を温めると、ウイルスへの免疫がつく

現役の医師がユーチューブに、「子宮を温めるだけで女性はコロナウイルスにかかりにくくなる」と題した動画をアップした。紹介されている“子宮温熱療法”は、温めたタオルを下腹部に当てると子宮が温まり、血流がよくなって、免疫力が高まるという方法。

「じつは、体温が上がると免疫も上がることを明確に示した論文はありません。人体の免疫システムは、わからないことだらけなんです。この動画については、ほかの医師も指摘していますが、体温を上げると免疫が上がるのではなく、免疫を上げるために体温が上がる、というのが正しいところです」

医師が発言しているからといってうのみにするのは誤り、と桑満先生は警告する。

「専門ではない分野に関して、独自のアイデアを披露する医師もいます。真偽を見分けるのはとても難しいですが、“画期的だから”といって妄信しないこと」

【4】お湯を飲めばウイルス感染は防げる

「新型コロナウイルスには耐熱性がなく、27度の温度で死ぬ。

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