腸の活性化のため医師が考案、1日5分「腸ひねりストレッチ」
腸を活性化させる食物繊維が豊富なキウイや発酵食品の納豆、飲み物はココアを積極的に取ることがおすすめだ。これら生活習慣の改善に加えて、毎日取り入れたいのが、松生院長が考案した腸のストレッチ。
「腸の動きを活性化させる運動はウオーキングが効果的ですが、天候によって外出できないときもあります。スキマ時間に部屋の中でできるのが腸のストレッチです。なかでもイスに座りながらできる『腸ひねりストレッチ』と、寝ながら行う『ガス抜きマッサージ』は1日5分もあればできるものです。習慣づけると腸の活性化を助けてくれますよ」
「腸ひねりストレッチ」は、ぞうきんを絞るように体をひねる「横ひねり」と、腰骨と肋骨の間を開くように体を伸ばす「縦ひねり」の2つ。腸にダイレクトな刺激を送ることができ、繰り返し行うと、腹横筋や腹斜筋が鍛えられて腸内のガスが抜けやすい体質になる。
■腸ひねりストレッチ
【横ひねり】
安定したイスにしっかり座って、足を組む。
上半身と下半身を逆方向にひねり、おなかをねじったところで5回深呼吸をする。反対方向も同様に行う。※息をはきながらゆっくりとねじる。
【縦ひねり】
安定したイスにしっかり座って、片手を上げる。