腸の活性化のため医師が考案、1日5分「腸ひねりストレッチ」
反対側の手を床に近づけるようにしながら体を倒したところで5回深呼吸をする。反対側も同様に行う。※下半身は動かさない。手を上げたほうのわき腹をしっかり伸ばすこと。
もうひとつは、おなかが張って苦しいときの「ガス抜きマッサージ」。夕方になるとおなかが張ってくるという人は、飲食物と一緒に飲み込んだ空気や、食べすぎや消化不良によってガスがたまることが原因ということが多い。
■ガス抜きマッサージ
【1】右わき腹に枕を当てて横になり、右腕を頭の下に置く。左手で、右わき腹の下部を持ち上げながら、横行結腸まわりのガスを移動させるように1分間マッサージ。
【2】左わき腹を下にして枕を当てる。右手で左わき腹の下部を持ち上げながら、S状結腸周辺を刺激するイメージで1分間マッサージ。
【3】あおむけになり、何回か腹式呼吸をした後、両手を下腹部に当て、1分間マッサージ。
【4】うつ伏せになり、おなかの下に枕を当てて、1分間ゆっくり深呼吸をして直腸を刺激する。※お尻の力を抜くこと。
「病院で大腸内検査をするとき、内視鏡が腸の中を進みやすくするために、大腸へ空気を送り込みます。腸内が膨らんでおなかにガスがたまっているのと同じ状態になり、検査後はこの空気を抜くために右半身が下になるように体を動かします。