2021年1月8日 06:00
睡眠で疲れをとるために…寝返りするための「就寝前ストレッチ」
ほとんどあてはまってしまっている場合はどうすれば……。
「睡眠の質の低下が思い当たる人は、寝る前に“寝返りの練習”をしましょう。簡単なストレッチを寝る前に3分も行えば、効果が得られます。」
遠藤先生がおすすめする快眠ストレッチは、次の3つ。
【肩関節をほぐすストレッチ】
(1)あおむけに寝たら下半身は動かさず、右腕を伸ばして左に大きく回すと肩甲骨が開く。
(2)同じ要領で左腕を右に伸ばす。狙いは肩甲骨を動かすこと。これで肩関節の動きがよくなる。
【股関節をほぐすストレッチ】
(1)あおむけに寝て上半身は固定する。
ツイストの要領で伸ばした右脚を左に大きくひねると骨盤が左に回旋する。
(2)同じく左脚を右に大きくひねる。これで骨盤の動きを改善する。
【僧帽筋を緩めるストレッチ】
(1)頭の後ろで、手を組む。
(2)ひじを後ろ方向に向かって肩甲骨の辺りを広げる。
これで“寝返りの準備”ができるほか、体がほどよく温まり寝つきもよくなるという。
「重い病気には治療や薬が必要ですが、ちょっとした不調なら薬に頼らなくても、意識的に体を動かせば改善できることも多いのです。疲れの取れない睡眠もそのひとつ。