「周囲に黙って生活を…」体調悪いのに受診しない人が増加中
「少しでも疑わしい症状があれば、その日のうちにPCR検査ができるところを受診し、結果が出るまでは自宅で待機してください。症状が出始める前後が一番感染力が強いので、何日も経ってから受診するということは、散々ウイルスをバラ撒き散らした後ということです。『風邪だろう』という思い込みは感染を広げる恐れがあるので危険です」(筋野院長)
そして、変異株が従来型から置き換わってきた今こそ、さらなる注意が必要だという。
「最近、こうした仕事の現役世代で陽性になった人の8割以上が、サージカルマスク(不織布マスク)ではなく、布やウレタンマスク等を使用されていました。変異株は感染力が強いので、これまでは布やウレタンでも防げたものが、防げなくなってきている可能性もあります。仕事に行って人と接する機会がある場合などは、サージカルマスクを使った方がいいと思います」(筋野院長)
1年前、新型コロナが全くの未知のウイルスであった頃に比べ、すっかり慣れてしまった今こそ、襟を正してワクチンが行き渡るまで乗り切りたい。
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