2022年8月25日 15:50
アイスの甘味料は免疫力低下の可能性が…“危険な食品添加物”正しい対処法とは?
や「化学調味料不使用」などの表記は原則禁止されてしまったのだ。
「これも『添加物=悪いもの』というイメージを払拭したい業界や団体の意向でしょう。なるべく添加物を避けたいという消費者の知る権利がどんどん狭まっているのです」(原さん)
“食の安全”の目安がなくなりつつある今、“危ない食品添加物”を見抜くにはどうすればいいのか。
「添加物の一部には『発がん性』や『免疫力低下』の原因となる危険なものが含まれています。買い物をするときは食品パッケージの表面だけでなく、裏面の『原材料名』(後述)表示の食品原料の後の『/』に続く添加物の表示に注目しましょう。たとえば『甘味料(スクラロース)』という表記がありますが、これは『甘味料としてスクラロースという物質を使用している』という意味です」
こう話すのは、著書に『体に悪い添加物がよくわかる!スーパーで買ってはいけない食品ガイド』(大和書房)などがある科学ジャーナリストの渡辺雄二さんだ。「どれが健康リスクのある添加物なのかを把握しておくことも重要です。前出のスクラロースは、砂糖の600倍の甘味があるとされる合成甘味料。
これを5%含む餌をラットに食べさせた実験では、胸腺や脾臓のリンパ組織に萎縮が見られました。