2022年8月25日 15:50
アイスの甘味料は免疫力低下の可能性が…“危険な食品添加物”正しい対処法とは?
肝臓、腎臓などの発がん性リスクの恐れも。
「食肉中のアミンと結合して、発がん性のあるニトロソアミンに変化することがわかっています。これが、ハムやソーセージが『がんリスクを高める』といわれているゆえんです」
■オレンジに使われる防カビ剤は発がん性の可能性が
ほかにも、健康リスクのある主な食品添加物を教えてもらった。
保存料【安息香酸Na】
含まれる主な食品:栄養ドリンク、清涼飲料水
危険性:発がん性
清涼飲料や栄養ドリンクによく使われる。これを含む餌をラットに食べさせた実験では、尿失禁や痙けい攣れんなどを起こし死亡した例が。発がん性も指摘されている。
酸化防止剤【亜硫酸塩】
含まれる主な食品:ワイン
危険性:胃腸の粘膜を刺激
人によっては頭痛を起こすことがある。ウサギを使った実験では、胃に出血が見られ、胃腸の粘膜を刺激する可能性があると指摘されている。
酸化防止剤【BHA】
含まれる主な食品:にぼし
危険性:発がん性
動物実験では、胃にがんを発生させることが確認された。当時の厚生省は使用を禁止しようとしたが、欧米の国々からクレームが入り、今でも使用可能なまま。
漂白剤【次亜硫酸Na】
含まれる主な食品:ドライフルーツ、冷凍エビ
危険性:胃腸の粘膜を刺激
ビタミンB1の欠乏や下痢を引き起こす可能性があると指摘されている。