もしかして不眠症?眠れない時の病院選び・治療ガイド/何科に行くの?
があります。これは、世界保健機構(WHO)が中心になって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した、世界共通の不眠症の判定尺度です。8つの質問に対する回答を数値化し、自覚症状を元に客観的に不眠度をチェックすることができます。一般の人でも使いやすいので、自分が不眠症かもしれないと気になる人は、受診するかどうかの判断材料にしてはいかがでしょうか。
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さまざまな不眠症のタイプ
photo by Lottie
医学的に特に病気として不眠症という場合、「夜眠れない」という睡眠の問題に加えて、日中の生活や活動に支障がある状態を指します。例えば、日中に強い眠気がある、集中力が続かない、疲れやすいなどの症状があります。
一口に不眠症といっても、さまざまなタイプがあります。自分がどのタイプにあてはまるのか、思い浮かべながら読んでみましょう。
入眠障害
夜なかなか寝付けず、ベッドに入ってから眠りに落ちるまで30分以上かかる、いわゆる寝つきが悪い状態で、最も多いタイプです。不眠症は、初期にはこの入眠障害から始まることが多いです。
中途覚醒
朝起きるまでに何度も目が覚めてしまい、その後眠れないタイプの不眠です。