もしかして不眠症?眠れない時の病院選び・治療ガイド/何科に行くの?
、「寝る間際にコンビニで明るい光を浴びている」などが原因です。また、アルコールやカフェインの摂取が睡眠に悪影響を与えていることもあります。
心理的原因
不安や緊張などの心理的な葛藤が原因となっているもので、睡眠に対するこだわりが必要以上に強い人などによく見られます。例として、「日中は必ず8時間眠らないといけない」、「ベッドに入ったら30分以内に眠らなきゃ」といった思い込みが強すぎると、不安から不眠を招きます。
こころの病気
うつ病、統合失調症といったこころの病気が原因で不眠が引き起こされることもあります。うつ病の患者さんのうち、9割近い人に不眠の症状があるとされています。
からだの病気
頭痛や歯痛、胃など消化器の痛み、アトピー性皮膚炎などのかゆみなど、からだの病気は睡眠を妨げる原因となります。また、糖尿病や高血圧も不眠の原因となることがわかっています。
糖尿病の患者さんは不眠である人の割合が多く、睡眠不足は糖尿病が悪化する要因にもなります。入眠障害や熟眠障害は、高血圧に関連しているともいわれています。
睡眠中の異常現象
無意識のうちに体が動いたり、不快な刺激を感じたりして眠りが妨げられるケースです。