現役医師が教える不眠症教室-睡眠薬に依存しない5つの方法
睡眠薬に依存しない方法5選
睡眠薬は誰でも依存する可能性を持っています。そこで、ここでは睡眠薬を賢く使う方法5選を紹介したいと思います。
1.睡眠障害の原因を見つける
睡眠薬を飲んでいても根本的な解決にはなりません。そのため睡眠障害に陥っている原因を見つけ出すことが大切です。
例えば、暴飲暴食などは睡眠障害になりやすいです。逆に過激なダイエットで夕食を抜くことなども睡眠の妨げになる場合があります。
また、無呼吸症候群などのために無意識の内に眠りが浅くなったり、無意識の体の不調のために眠れない可能性もあります。そのため、睡眠薬を飲む前に眠れなくなった本当の原因を探し出しその原因をしっかりと治すことが重要です。
2.眠れそうな場合には薬を使わない
自然に眠れそうな場合には薬を飲まないことも大切です。また、眠気が襲ってきた場合にはとりあえず何もせずそのまま寝てしまうことをおすすめします。小さなお子さんを持っていらっしゃる方などは大変なことだと思いますが、それが習慣となれば睡眠薬に依存せずに自然な眠りに入れます。
3.眠れるようになってきたら短時間型の薬に変える
睡眠薬にはその効き目の長さによって超短時間型から長時間型まで大きく4つの種類に分けられます。