しかし、なぜ排卵後には眠気が起きるのでしょうか?
朝時間.jpの睡眠改善インストラクターである竹内由美さんによれば、眠気の原因は排卵後に分泌が増えるといわれる女性ホルモンにあるようです。
排卵後、生理までの期間はプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が増えます。
このプロゲステロンには睡眠作用があるため、排卵日を境に眠くなるのだそう。また、生理前は基礎体温が常に上昇しているので、夜、寝つきにくくなったり、眠りの質が低下したりするのだといいます。
眠りの質を良くするためには?
特に、排卵の起きる排卵期と呼ばれる期間は、エストロゲンと呼ばれるホルモンが急上昇した後減少し、プロゲステロンが増加するなど、ホルモンの動きが激しくなります。
下腹部の鈍痛や吐き気、出血などを体験したことがある人も多いでしょう。
また、プロゲステロンが増加していくにつれて、体調が優れなかったり、気持ちが沈んでやる気が出なかったりといった症状も出てくることがあります。そんなときこそ、夜の眠りの質を良くして、ぐっすり眠ることが重要。
そのためには、できるだけ起床・就寝時間を規則正しく保ち、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるなどの対処法をしっかりと行いましょう。