恋愛の大敵「口臭」は、「唾液」で退治できる!?【カラダジム】
――唾液がきちんと出ていることが大事なのですね。
土屋先生:リラックスしているときや食事をしているときは、サラサラの唾液がたくさん出ます。まさにこれが菌のコントロールをし、口臭を防いでくれる唾液です。
寝ているときや緊張しているときに唾液が出にくくなるのは自然なことなので、あまり気にする必要はありませんが、最近はストレスや薬の副作用の影響、ドライマウスなどでふだんから唾液の少ない人が多くなっています。
日常的に口が渇いていると感じたり、ネバネバの唾液が少ししか出ないという状態になったら要注意。たかが唾液と考えず、口臭だけでなく歯周病や虫歯を防ぐためにも、唾液の分泌を管理する方がよいですね。――唾液を十分に出すための方法はありますか。
土屋先生:まず、食事のときはよく噛んで食べましょう。
できれば一口で30回咀嚼するのが理想です。1日3、4個程度、ガムを噛む習慣を身につけるのも効果的です。
また、最近は口呼吸の人が増えていて、これも唾液を少なくしてしまう原因になっています。鼻呼吸を習慣づけるようにしてください。
そして、口腔内のことで気になることがあったらすぐに歯科で相談しましょう。