美へこみ腹エクササイズ!10日間チャレンジでぽっこり下腹とさよなら!
下腹が出やすい理由は、私たちの腹部の構造にあります。
腹部には、内臓などが入った腹腔(ふっくう)という空間がありますが、その周りには肋骨のような骨はありません。ですから、放っておけば、必ずポコッと出てくるものなのです。水風船をテーブルの上にのせたときの形を想像してみてみると分かりやすいかもしれません。
水風船が腹腔で、テーブルが骨盤だとすると、この水風船の形がまさに「ぽっこり」なのです。
では、このぽっこりを防ぐにはどうすればいいのかというと、腹腔を取り囲む筋肉群を鍛えて、周りからキュッと締め付けてあげればいいのです。
この腹腔を取り囲む筋肉群を「インナーユニット」といい、腹横筋(ふくおうきん)・多裂筋(たれつきん)・横隔膜(おうかくまく)・骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)の4つから成ります。
インナーユニットは、通常は協調して働くため、たいていの場合、一部分が弱ると全体的に弱くなります。つまり、どれか一つの筋肉に弱っているサインがあれば、インナーユニット全体も弱くなっていると考えられます。