2022年6月22日 23:40
「肌年齢は26歳!」アラフィフのアンチエイジングドクターが実践する一生老けない肌の育て方
具体的には表情筋が衰えて、ハリやたるみ、くすみが気になるようになります。また、保湿力が低下し、ターンオーバーの機能も低下します。
――こうした肌トラブルを解消するには、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
日比野先生1つの対応策としては、ビタミンやミネラル、コラーゲンなど肌に必要な栄養分を食事で十分にとり、足りない栄養素はサプリメントなどで補うことが挙げられます。
即効性のある美容法をおすすめできない理由
――肌に必要な栄養をしっかりとっていればそれで良い、ということでしょうか?
日比野先生いえ、そういうわけでもないんです。私は長年、再生医療をはじめとする美容皮膚治療や美容内科治療などで多くの患者さんの診療に携わっています。これまでの経験からいえるのは、「美肌は一日にしてならず」ということです。
――ということは、即効性のある美容治療や美容アイテムには、あまり意味がないということでしょうか?
日比野先生すぐに効果が表れる美容治療や美容アイテムがあったとしても、手放しでおすすめすることはできません。なぜかというと、それなりの金額を費やして一度だけ肌の外側からケアをしても、身体の内側が整っていなければその効果は薄く、しばらくすると元の状態に戻ってしまうからです。