2023年4月2日 08:10
えっ、日光の避け過ぎは逆に老ける原因に!? 年齢よりも若く見られるための方法とは【医師解説】
ですから、初めに野菜や汁物などを食べ、5分ほどたってからご飯やパンといった炭水化物を食べると血糖値の上昇が緩やかになり、糖化の予防に役立ちます。
あとは、運動も大切です。
――どんな運動をどれくらいするのがいいのでしょうか?
工藤先生理想は1日に30分、週2~3回、少し息が上がる程度の運動です。ただ、現代人は忙しいですから、運動習慣を維持することは難しいですよね。
日本抗加齢学会の先生方の間では、ちょっとした日常動作で消費エネルギーを上げる「NEAT(ニート)」でもいいので、運動を指導していきましょうという話が出ています。
――NEATでは、例えばどんな日常動作をするのがいいのでしょうか?
工藤先生女性は家事を利用するのがいいと思います。私の場合、家事を効率よくおこなうことをやめて、無駄に動くようにしています。
――もう少し詳しく教えてください。
工藤先生今までは、家の中で動くルートを考えて、「これとこれを持って行って、あそことあそこで用事を済ませてしまおう」と、効率化を意識していたんです。でも、万歩計で測ってみたら全然、歩けていなかったんですね。今は、家の中の家事や用事に一つひとつ取り組んで消費エネルギーや歩数を稼ぐようにしています。