2021年1月21日 23:00
このシミは肝斑?それとも老人性色素斑?見極め方とケアを医師が解説!
1.頬にもやっと広がるタイプ
目の下の頬全体に薄くチークをはたいたように広がります。目の周囲にはできず、まるで蝶々の羽のような形でやや広範囲にできるために不健康に見えたり、顔全体が暗い印象を与えてしまいます。
2.頬骨に沿ってできるタイプ
頬や口の周りに筆で線を書いたような細いけれどやや長めに広がるタイプ。左右対称だったり真一文字にできているため、細くても目立つ印象になっています。
3.目じりなどに小さくできるタイプ
目じりの下やこめかみあたりに小さくできる肝斑。小さいけれども、左右対称で、褐色で出現していることが多いため、チークの塗り残しのように見えたりすることが。4.老人性色素斑×肝斑のミックスタイプ
頬や頬骨、額などは肝斑だけでなく老人性色素斑ができやすい部位で、なかには肝斑と老人性色素斑が両方できていることも。色味が均一である場合は老人性色素斑、褐色で周りがもやっとしているのが肝斑の特徴ですが、シミの見極めとケアについては皮膚科医に相談すると良いでしょう。
5.額や顎にできるタイプ
肝斑の中には額や顎、鼻の下や鼻の頭にできることがあります。なかには左右対称でなく、片方が大きかったり、位置がずれて現れることもあります。