【お医者さんに聞いてみよう!】Q:更年期障害の症状が出てきました。高齢出産だったため、授乳による栄養分不足も骨粗しょう症に影響しないかと心配です。
質問:更年期障害の症状が出てきました。高齢出産だったため、授乳による栄養分不足も骨粗しょう症に影響しないかと心配です。
最近、更年期障害の症状を自覚することが多く、また閉経を境に女性ホルモンが減少し、骨粗しょう症になりやすくなると目にしました。
45歳という高齢出産だったため、授乳による栄養分不足も骨粗しょう症に影響しないかと心配です。育児で時間もとられるので、生活習慣を見直すことで骨粗しょう症を予防することができたら実践したいと思っています。
どのようなことをしたらいいのでしょうか?生活習慣で防ぐことは難しいでしょうか?
兵庫県:なおこさん(49)
回答:女性の「骨粗しょう症」についてお答えします。
――「骨粗しょう症」の予防
骨粗しょう症の予防に関するご相談ですね。小さなお子さんの子育て、お忙しいことでしょう。
確かに、女性で40代になると骨粗しょう症も気になり始めると思います。
骨粗しょう症は、もちろん体質的な影響もありますが、生活習慣も大いに関係してくる病気ですので、これから気をつけていくことで、将来的な骨のトラブルを防ぐために非常に役立つでしょう。骨粗しょう症予防の二本の大きな柱は、やはり食事と運動ということになります。それぞれに分けて、注意すべき点をお話ししたいと思います。