もう老け見えしない! 専門医が教える「アンチエイジング効果」もある熱中症対策
コーヒーやアルコールは利尿作用があるため、よく飲む人は脱水症になりやすいので気をつけましょう。また汗を多くかく時には、水分補給と一緒に塩分と糖分が適量含まれている経口補水液がおすすめです。
スポーツ飲料は塩分量が少なく糖分が多いため必要以上に飲みすぎないようにしてください。必要以上に塩分や糖分をとりすぎると血管を傷めたり、余分な糖と体のタンパク質がくっついて老化物質である「AGEs」が作られる「糖化」という現象が進みます。
この「AGEs」は、肌に蓄積するとシワやシミの原因となり、脳に蓄積すると認知症の原因になると言われています。また知っていただきたいこととして、乳製品飲料、ジュースやドレッシングなどさまざまな食品に含まれているブドウ糖果糖液糖などの人工的に作られた異性化糖は、砂糖よりも「糖化」リスクを何倍も上昇させ「AGEs」を多く作ってしまうので気をつけましょう。
自分で飲料水を作る場合は1ℓの水に1~2gの塩分と20~40gの砂糖やレモン汁を加えたものがおすすめです。2.現代の女性はタンパク質が足りていない!
朝食はできるだけとるようにしましょう。
眠っている間には体内の水分が失われますが、朝食をとることで食事から水分と塩分がとれるため熱中症リスクを下げることができます。