もう老け見えしない! 専門医が教える「アンチエイジング効果」もある熱中症対策
次に食事で特に意識してほしいのがタンパク質です。タンパク質は肌や髪、筋肉、骨、内臓、血液など体をつくる素になります。不足すると艶のない肌や髪、貧血などの症状を引き起こしやすくなります。
タンパク質は動物性と植物性があり、動物性タンパク質は肉、魚、玉子や乳製品に多く含まれ、体内で作ることができない必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、筋肉作りに欠かせません。植物性タンパク質は大豆製品に多く含まれ、イソフラボンや食物繊維が多く脂肪燃焼効果もあります。
どちらのタンパク質も役割が違うためバランスよく毎食20gをとることが目安と言われています。納豆1パックだと約7g、玉子1個だと約6g、サラダチキン1個で約21gと、とるのはけっこう大変なので意識しないとタンパク質不足になってしまいます。
また、旬の野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。
ビタミンB、Cは疲労回復効果があり熱中症予防になりますが失われやすいため、毎日積極的にとり入れましょう。
エネルギー源となる糖質は、未精製食品の玄米や全粒粉入りを選ぶと栄養バランスも良く、血糖値も上げにくいため、「糖化」を防ぐことができます。