マスクの効果を最大限に活かせる! 医師が教える「マスクの選び方、つけ方、捨て方」
カフェでコーヒーを飲むときに外して、またつけて会話を楽しみ、また外してコーヒーを飲む…こんなことありませんか?
ここでのポイントは、マスクの衛生面を理解することです。ここまでマスクが日常的になると誰もがマスクの表面を無意識にさわってしまうこともあると思います。マスクは飛沫感染を防ぐ代わりにマスクの表面には目に見えないモノがたくさん付着しています。
見えないからこそ気づきにくく意識することが大切ですね。匂いや色がついていたらわかりやすいんですが、厄介ですよね。マスクの表面をさわった手で携帯電話やパソコンを触り、目をこすったり、食事をしたり、鼻や口を触ると感染リスクは一気に高まります。
飛沫感染予防と同時に接触感染予防も大切です。マスクの表面を触った後は手の消毒をすることでリスクを下げることができます。
基本的には使い捨てマスクは一度の使用が理想的です。しかしリスクを理解して、ちょっと後でもう一度外出するときに使いたい、というときは置き場所を玄関先にしておいて手と一緒にその場所も消毒してください。
使用後やマスク交換のときは、片方の耳のゴムの部分を持ってそのまま、蓋付きのごみ箱や紙などに包んで捨てる方がいいでしょう。