マスクの効果を最大限に活かせる! 医師が教える「マスクの選び方、つけ方、捨て方」
そのあと必ず手洗いや消毒もしましょう。
職場や街中でみかけるマスクあるある
産業医として職場の見回りをしていると、熱中症リスクや正当な理由がないにも関わらず、マスクをせずに仕事をしてされている方や電話の時に無意識にマスクを下ろしてしまっている方、鼻マスクで会議に参加している方を見かけます。
特に役職のある方が正しくマスクをつけていないと周りは不安ですよね。私は産業医として対象者には感染対策にご協力をお願いしますと離れた場所から声を掛けますが、産業医がいない場合や、すぐに対応してほしい時は、不安である気持ちを必ず会社側(総務部や健康管理室)に伝えてください。
残念ながらワクチン接種の有無に関わらず、マスク着用はまだまだ必要な世の中ですが、緩みが出てしまっているところもあります。危険と思ったときは一旦その場から離れることをおすすめします。
また、街中でジョギングをする方とすれ違う時に不安だという声もありますが、これに関しては運動される方の配慮が必要です。
ジョギングなどの呼気が激しくなるような運動をするときは、周囲への配慮として人の少ない場所や時間帯を選んでください。
また、できるだけマスク着用がすすめられていますが、普段よりも身体に負荷がかかるため無理しないようにしてください。