マスクの効果を最大限に活かせる! 医師が教える「マスクの選び方、つけ方、捨て方」
マスクはノーズワイヤーがついているものを選んでください。またパッケージ表示にPFE、VFE、BFE〇%と書かれているものも増えましたが、これらはフィルタ部分でどの程度の大きさの粒子をどの程度カットできるかを表しています。数値が高いものほど高性能と理解してください。
しかし、高性能フィルタを選んでもマスクの効果を左右するのは『つけ方』です。マスクをつける時は、手が清潔であることが前提です。
裏表は紐が外側に出ているほうがマスクの外側であるものが多いです。手を清潔にしてからマスクの鼻の部分の隙間を埋めるためノーズワイヤ―をしっかり押さえて隙間を埋めましょう。また頬と顎も隙間ができやすい場所です。
いろいろなメーカ―のマスクがありますので自分の顔に一番フィットするマスクを探すことが大切です。
一方、夏場に人気のウレタンマスクやお財布に優しい布マスクは、不織布マスクに比べると飛沫を吸い込みやすく飛ばしやすいため感染対策として不安な点があります。
また、洗うたびに予防効果が減っていくため、ウレタンマスクや布マスクの多用や使用場面には十分注意して、人との距離が2メートルを保てないような職場や公共交通機関、会話時の使用は避けることをおすすめします。