マスクの効果を最大限に活かせる! 医師が教える「マスクの選び方、つけ方、捨て方」
しかし、感染リスクの低い屋外での活動や人との距離を保てるような場面での使用は可能と考えます。肌荒れで不織布マスクが難しい方はウレタンマスクの上に不織布マスクを重ねることことでより予防効果が得られます。
今年2月にアメリカの研究結果で2重マスクについての発表があり、2重マスクの有効性が話題になりました。この研究では、2重マスクがより安全というより、1重のマスクでもしっかりと顔にフィットさせることが感染対策として最も大切ということがわかりました。
不織布マスクと布マスクを重ね付けしても、感染予防効果が倍になるわけではありませんが、不織布マスクで隙間ができる方は大きめの布マスクを上からつけることで隙間を減らすことが期待できます。
こんな経験ありませんか?
マスク生活が長引くにつれて、使い捨てがもったいなく感じてしまい、つい、帰宅後にマスクをそのまま玄関先や洗面所において、コンビニや宅配便受け取りの時に再利用してしまうことありませんか?
また、車に乗った時にマスクを外し、降りるときにまたマスクをつける。ランチの時に外したマスクをバックに入れて、食べ終わったら取り出してまたつける。