快眠のコツは体温を下げること!? プロが教える「ぐっすり眠れる方法」6つ
こうすることで、深部体温が約0.5度上昇することがわかっています。15分が厳しければ、高濃度の炭酸ガス系の入浴剤を入れて5分短縮させたり、雑誌やリラックスグッズなどを持ち込んでお風呂の中を居間のようにして楽しく過ごしてみてください。
対策3お風呂の入り方で就寝までの時間が変わる
深部体温を一時的に上昇した後、まず平熱まで下がり、その後、通常よりも深部体温が下がっていきます。就寝するタイミングは、平熱まで下がり、その後、さぁ今からさらに低下するぞ!というときです。体温が低すぎたり高すぎたりする状態では、睡眠持続時間が短くなってしまい中途覚醒が増えてしまうことがわかっています。
深部体温が一時的に上昇するまで浸かった場合は、暑い季節であれば、1時間〜2時間ほどあけてから就寝です。チャプンと浸かる程度だったりシャワーだけの場合は、汗が引いたら素早く寝室に入りましょう。深部体温が上昇しないので、体表面の血行が良い状態であれば、比較的早く深部体温が低下していきます。
その場合も汗が引いてからお休みしましょう。
対策4寝る前には交感神経を低下させる
就寝前に交感神経が刺激されている状態であれば、末端の血行が悪くなり、放熱を妨げてしまう可能性があります。