実は、半身浴はダメ! プロ直伝「ぐっすり快眠できる」簡単なコツ
その対策の中でも最も簡単でたくさんの研究報告があるのは、アロマテラピー。嗅覚刺激は五感の中でも手っ取り早く、脳をリラックスさせます。
先述の通り、お風呂と睡眠は1セット!寝る前だけでなく、入浴中から香りを感じることで、よりうっとりと心が休まります。
鎮静作用のある酢酸リナリルやリナロール成分が含まれるラベンダーが、結局、就寝前使用のものとして最も良いアロマといえます。さまざまな研究でそれが実証されていますし、筆者の会社でアロマの睡眠研究を行った際も、ラベンダーが用いられている精油は、寝つきが良くなる結果となりました。
6.夏用の寝具を使用する
四季のある日本ですから、やはり気温・湿度によって寝具をチェンジすることは大変重要です。深く眠るためには、深部体温が低下する必要があり、その際に放熱するため、発汗します。その際に、手触りだけで選んだポリエステル素材のような非天然素材では、汗を吸い取って放散する機能が低いため、快適におやすみすることができません。
そのため、夏用の寝具として特化した、天然100%の綿や麻が用いられているものがベストです。もちろん肌触りも快眠には必要なポイントになるので、その点にもこだわりのある寝具が良いと言えます。