2022年6月7日 20:00
突如襲うイライラ…プロが教える「自分の心のコントロール方法」
吐く息が長くなることで副交感神経が刺激されますし、息を一時的に止めることで吐く時に体の緊張も解きやすくなります。つまり、イライラしている時の体を、深呼吸によって、交感神経から副交感神経へ切り替えることが可能になります。
結果、アドレナリンの分泌が抑えられて、徐々に感情が楽になっていきます。感情を変えようと頑張るのではなく、まず行動に移すこと。そうすることでカラダが変わり、心が変わっていくのです。
5. 場所を変えたりストレッチをしよう
3や4は、イライラの原因となった人が目の前にいるときも、その人に気づかれずに行うことが可能です。例えば電話中にイライラしてしまったら、心の中で唱えることも、自分の脚を軽く叩いていることも、深呼吸を繰り返していることも、相手は気づきません。
とにかく具体的に行動に移すことが大変重要です。
その後、その場を離れることができるのであれば、その場から離れて違う所に移動します。自宅で子どもにイライラしてしまったら、子どもの安全を確保したのち、自分だけベランダやトイレに移動する、とか、接客中にイライラしたら、様子をみて、外に一時的に移動するなどです。これらは逃げではありません。