午後もスッキリ仕事ができます! 耐え難い眠気対策5つ
昼食後の耐えられない眠気、どうにかしたいですよね。絶対に寝てはいけない大切な会議や、授業にかぎって、なぜウトウトしてしまうのでしょうか。長年睡眠の個人レッスンを行っている、眠りとお風呂の専門家で公認心理師、SleepLIVE(株)代表の小林麻利子さんに、昼間の眠気対策を教えてもらいました。
実は、昼過ぎの眠気は正常
眠気についての研究によると、夜以外に14時頃にも強い眠気が起こることがわかっています。これは、昼食を食べたか食べていないかに限らずです。
つまり、お昼過ぎに多少の眠気があったとしても、夜の睡眠に必ずしも原因があるとは言い難いのです。
しかし、仕事中に眠気に襲われると、パフォーマンスが低下してしまいます。なんとかしたいですよね。
午前中の眠気や、時間問わず襲い掛かる眠気は別の問題あり
午後の眠気は正常な反応だとお伝えしました。しかし、午前中の眠気は、前日の睡眠の質や量が足らなかったと判断できます。
朝起きて、日光を浴びて、朝食を食べて、体温がどんどん上昇していきます。通常、体温が上昇する過程では眠気は生じません。
しかし、その時間帯に眠いということは、睡眠リズムが乱れている証拠であり、前日の睡眠を見直す必要があります。