“秋刀魚”はグリルで焼かないほうがいい!?【管理栄養士監修】旬の食材で「栄養を無駄なく摂る方法」5つ
「食欲の秋」という言葉もありますが、秋は野菜や果物、魚などおいしい食材が豊富な季節。せっかく旬の食材を食べるのであれば、栄養を効率よく摂れたら嬉しいですよね。そこで今回は、秋に旬を迎える食材とそれぞれの栄養について、管理栄養士の筆者が解説します。また栄養を無駄なく摂取するためのポイントもご紹介するので、参考にしてみてください。
秋の味覚5選
旬の時期に獲れる食材は味がおいしいだけでなく、栄養価も高くなるといわれています。これからの季節はぜひ秋の味覚を積極的に摂りたいものですね。まずは秋が旬である食材について解説しましょう。
さつまいも
さつまいもは、料理だけでなくスイーツにも使える秋の味覚の一つです。
主に含まれる成分は炭水化物であり、糖質が多いですが、100gあたりのカロリーは普通の白ご飯よりも低い傾向にあります(※1)。
また、整腸作用が期待できる食物繊維が豊富なうえ(※2)、さつまいもに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいといわれています。
さつまいもは低温でじっくり加熱することで甘味が増して、おいしく食べられますよ。さつまいもの栄養を無駄なく摂るためには、皮ごと食べられる“ふかしいも”や焼き芋にしたり、皮ごとお米と一緒に炊いたりする調理方法がおすすめです。