新年度を迎えるタイミングで、自分や家族の分のお弁当作りが始まるという人も多いでしょう。ただでさえ慌ただしい朝に、バランスの良いお弁当を用意するのは大変ですよね。そこで今回は、管理栄養士の筆者が時短を叶えるお弁当作りのポイントをご紹介します。
作り置きのおかずを活用する
休日にまとめて数日分のおかずを作っておけば、普段の食事はもちろんお弁当のおかずにもすぐに使えて時短になります。
例えばひき肉で「肉そぼろ」を多めに作っておけば、様々なアレンジが可能です。お弁当のごはんの上に載せてもいいですし、野菜と和えたり卵に混ぜて焼いたり、ごはんと混ぜておにぎりにしてもおいしいですよ。
また、肉や魚は味付けをした状態でまとめて冷凍保存しておきましょう。食べる前日に冷蔵庫に移して解凍し、焼くだけの状態にしておけばすぐに調理ができます。
副菜では切り干し大根やひじきの煮物、きんぴらごぼう、人参しりしりなどが作りやすくておすすめです。
ただし、作ったおかずはなるべく再加熱し、冷ましてからお弁当に詰めましょう。こうすることで食中毒予防が期待できます(※1)。
市販の冷凍食品も上手に活用する
最近では、お弁当用の冷凍食品のバリエーションも豊富になっています。