やめて良かった…! 節電と快眠につながる「エアコン活用術」
ここからは、「節電や節約になるエアコンの使い方」をご紹介します。
1.帰宅後すぐにエアコンをつける
家に帰ったら、熱気や湿気で室内が蒸し暑いなんてこともありますよね。早く涼しくしたくて、窓を閉め切ったまま、すぐにエアコンをつけてはいませんか?
実は、エアコンは室内温度を維持するときよりも、室内温度と設定温度に差があるときの方が消費電力が大きい傾向にあると言われています。蒸し暑い空気がこもった部屋を一気に冷やそうとすると、エアコンの運転に負荷がかかって電気代が余計にかかってしまう恐れも。
そのため、まずは窓を開けるとともに、扇風機を利用して部屋を換気しましょう。室内の蒸し暑い空気を素早く排出するポイントは、3つあります。
・対角方向にある窓を2か所以上開ける
・窓が1か所だけの場合は、扇風機を外に向けてまわす
・室内上部に溜まった熱気は、扇風機を上に向けて循環させる
帰宅して部屋が暑かった場合、最初に部屋にこもった熱気を外に出したあとにエアコンをつけるほうが、設定温度まで素早く冷やせるとともに、省エネにもつながるでしょう。
2.節電のためにエアコンを弱運転にする
エアコンの電気代節約のために、弱運転で少しずつ冷やそうとするのも効率がよくないと筆者は考えます。