簡単に暖房代を抑えられます! お部屋のプロが実践する「冬の節電術」
(2)エアコンのフィルターを掃除する
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フィルターにほこりがたまると、エアコンの稼働効率が下がってしまいます。筆者宅では、2週間に一度は掃除機でほこりを吸い、汚れがひどい場合は中性洗剤でこすり洗いするようにしています。フィルター掃除をしっかり行うことで、暖房時に約0.8%(※1)の消費電力の削減になるとされていますよ。
(3)風向きは下向き、暖かい空気を循環させる
暖かい空気は部屋の上部に、冷たい空気は下部にたまりやすい性質があります。そのため、エアコンの風を下向きに設定して冷たい床から暖めていくことで、暖かい空気が効率よく部屋全体にいきわたりやすくなるのです。
エアコンを入れてもなんだか足元が寒いという場合は、サーキュレーターや空気清浄機を活用し部屋全体の空気を循環させ、室内の温度ムラをなくしましょう。ただし、サーキュレーターの風が直接人に当たる位置にあると体感温度が下がってしまうので、上手に風向きを調節してみてくださいね。
(4)加湿器をプラスして快適な体感温度にする
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エアコンを使うと、同時に肌や喉の乾燥も気になる方も多いはず。部屋の湿度が低いと体感温度が下がってしまうため、暖房の設定温度を上げて消費電力がアップしてしまうこともあります。