美容や睡眠によいのは熱め?ぬるめ? お風呂のプロ直伝「NGな入浴習慣5つ」
心身の疲れが取れて良質な睡眠にもつながるので、翌日はすっきりと目覚められるでしょう。
NG4.ダイエットのために入浴をして汗を多くかこうとする
後藤さん入浴でたくさん汗をかいてダイエットをするという話を時々聞きますが、残念ながらあまり効果は期待できません。入浴による体温上昇などで消費カロリーアップは期待できますが、入浴中に汗をかいても一時的に体内から水分が減るだけで、その後の水分補給で体重は元に戻ってしまいます。
入浴すると空腹を抑えられるので、その点ではダイエットに活用できるでしょう。食事の前にお風呂につかると皮膚の血管が拡張し、胃腸の血管が収縮するため胃腸の働きが緩やかになり、食べすぎを予防したり空腹を感じにくくなります。
NG5.汗をたくさんかきたくて半身浴をする
後藤さん入浴で汗をかくためには、半身浴よりも肩までお湯につかる全身浴がおすすめです。半身浴で汗をかくには、長い時間お風呂につかる必要があり、肌の乾燥も進んでしまいます。
健康に問題のないかたであれば、肩までお湯につかる全身浴のほうがよいでしょう。
カラダがお湯につかる面積が広いため、全身が温まり、血行も促進されるので、汗もかきやすくなります。