[一般生活者1,000人を対象にした夏のマスク着用意向調査] 猛暑が続く今夏、マスクを外さない人が約8割!約3人に1人が感染症対策は「免疫力向上」を意識すると回答
著書・監修書に『唾液サラネバ健康法』(主婦と生活社)『ずっと健康でいたいなら唾液力をきたえなさい!』(扶桑社)などがある。
◆調査から読み取る、一般生活者の感染症対策意識について
マスクの着用や手洗いなど、基本的な感染対策が完全に定着していることは確かです。一方で、調査結果から、「マスク着用」の取り扱いについては状況を見ながら判断している様子が伺えます。
現在、新型コロナウイルスの感染者数が増えてきていることや、今後はインフルエンザなど、他の感染症が流行する可能性も想定されることから、基本的な対策は継続して行っていくべきと考えます。
◆マスク着用についての考え方
前述した通り、自身の判断でマスクを外すようにしている人も見受けられますが、まだまだ、周囲の目を気にするという意見も根強くあるようです。国が推奨しているように、屋外で周りに人がいない場面では外す、公共交通機関など人が密集している場面では着用する、というように、適切な着脱の一般化が求められているのではないでしょうか。
また、より感染対策を考えるのであれば、マスクは一度外したら別のものに付け替えることをお勧めします。診療時に患者さんとの距離が近い医療従事者では、手袋やマスクを小まめに変えることで、衛生的でもありますし、感染リスクを減らすようにしています。