約7年前、ママ友の出産に付き添ったときの体験談です。一緒に病院へ向かう途中、産気づいてしまって……!?友人の出産に付き添うことに…約7年前の話です。当時、私の娘2人は小学生、友人が5人目を妊娠していました。もともと出産に付き添う予定はなかったのですが、ある日、娘たちが学校に行ったあと、朝から陣痛が来ていると電話があったので、私は友人の第4子を抱っこしながら第3子を幼稚園に連れていきました。 友人宅に戻ると、生まれそうだということで、私が陣痛タクシーを呼び、友人の第4子を私が抱っこして一緒にタクシーに乗りました。友人は「ヒーヒーフー」と言いながら、「生まれちゃいそう」と言うので、私は助産師さんに連絡。 タクシーの運転手さんはカーナビ通りに走っているのですが、明らかに遠回りなので、助産師さんに電話をしながらタクシーの運転手さんに道案内をしました。 「生まれそう」と友人が言うので、「えー! どうしよう……」と思いつつ、「もう少しで着くから頑張って~」と声をかけたのですが……。 え、タクシーで生まれちゃう!?次の瞬間、「ダメだぁ〜」と言って、赤ちゃんがツルっと出てきてしまいました。私が赤ちゃんを取り上げたのですが、どうしていいかわからず慌てていると、友人が「泣かせて〜」と言うので、一生懸命背中をトントンして泣かせました。 なかなか泣かなかったので、一瞬焦りましたが、ちゃんと泣いたのでひと安心。それから産院に着くまでの間、赤ちゃんと友人がへその緒でつながっていたので、どうしようもできず、私はすごい格好で赤ちゃんを抱っこすることに。案の定、筋肉痛になりました。 助産師さんには、「赤ちゃんにタオルをかけてあげたら満点だった」と言われましたが、そんなことを考える余裕もありませんでした。まだまだ暑い季節でしたが、とてもきれいな出産でした。 武勇伝のように伝えてあげたい無事に生まれてきたのでよかったのですが、何かあったらと思うと恐ろしいです。タクシーの運転手さんも陣痛タクシーとはいえ、「実際にタクシーで生まれちゃったのは初めて」と言っていました。 その後、友人の夫も駆けつけ、私がいなかったらタクシーで生めなかっただろうと感謝されました。いまだに友人関係は続いており、その赤ちゃんは小学生になりました。少しずつタクシーで生まれたことを教えているのですが、まだちゃんと話せません。いつか、たとえば結婚するとき、奥さんになる人に教えてあげたいです。 友人の出産に付き添ったところ、タクシーの中で生まれたという、本当にありえないような体験でした。出産は、看護師さんや助産師さんがいて、環境が整った中で生まれるのが当たり前だと思っていましたが、「本当に何が起こるかわからないもの」と感じた出来事です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:kazueno中1・高1の娘の母です。子供達もだいぶ大きくなり、少しずつ自分の時間増え、5年前、11年ぶりに、パートですが、仕事を始めました。
2023年09月13日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。妊娠39週に入っても、赤ちゃんが生まれる様子はなく、ちょるりさんは「自分の心の準備ができていないからだ」と感じていました。しかし、「赤ちゃんに会いたい」という気持ちを大切にしようと心に決めた数時間後、ついに破水しました。 破水し、夫を起こし病院へ赤ちゃんを迎える覚悟ができたとき、破水しました……。 陣痛は、全然痛くなかったです。言われてみれば「多少、おなかが張っているかな? 」というくらいで、「家でこの痛さがきても絶対陣痛だと気付けないレベル」と、当時の記録に書いてました。 さらに、まさかの再会。きっと相手のほうが気まずかっただろうに、担当してくれて感謝でいっぱいです! 陣痛がきた最初のことはまったく痛みがなかったというちょるりさん。その後、しっかり、一気に痛みがきて、3人のお子さんの中で一番きついお産になったそうです。 ちょるりさんは、まさかの同級生と再会していましたね。みなさんは、分娩中に起こったハプニングはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月13日息子が2歳になる直前に、娘が生まれました。そのころの私は、赤ちゃん返りをし始めていた息子に寂しい思いをさせないように、何をするにも息子優先にしていました。息子が2歳3カ月、娘は生後3カ月になるころ……2人とも体調を崩したと思ったら、なんとRSウイルス感染症と診断されたのです。まだ生後3カ月の娘まで苦しい思いをさせてしまってごめんね……と感じた私の体験談をお話しします。 なるべく息子のしたいことをさせたい娘の妊娠がわかったのは、息子が1歳3カ月のときです。おなかが大きくなってくるとともに、息子の赤ちゃん返りも始まりました。私は息子の要求にはなるべく応えてあげたかったので、無理をしない程度に抱っこをしたり、ごはんを食べさせたり、多少のわがままも聞き入れるようにしていました。 その後、娘が生まれてからも、夫に娘を任せて息子と2人で出かける時間を作るなどして、息子を優先に毎日を過ごしていたのですが……。 RSウイルスに感染! 娘は入院寸前と診断息子が2歳3カ月、娘が生後3カ月になったころ。2人とも体調を崩して熱が出ました。年が明けて1月のため病院は休日診療のみでしたが、心配だったので2人を急いで連れて行ったものの、風邪とのこと……。 それでも2、3日熱が下がらず鼻水が出て呼吸も荒いため、改めて小児科で診てもらったところ、2人ともRSウイルス感染症と診断されました。しかも娘はまだ生後3カ月のため、このままだと入院の可能性もあると……。苦しそうな2人の様子に私もつらくなりました。 息子ばかりになりすぎていたと反省その後子どもたちはもらった薬を飲みつつ、毎日小児科へ通って鼻水の吸引や体内の酸素濃度を測りました。1週間ほどで2人とも体調が良くなりましたが、1カ月は外出禁止と言われ、しばらく自宅で過ごすことに。 考えてみれば娘が生後1カ月過ぎたころから、息子が行きたいと言えば公園でも児童館でも連れて行っていました。まだ予防接種もせず、免疫もない娘をそんなに連れまわしてしまっていたことを深く反省……。 娘の妊娠がわかってからは、周りの友だちや実母にも「上の子を優先したほうがいいよ」とよく言われていました。私はその通りにしようと必死になりすぎてしまい、娘の様子をきちんと見られていなかったのかもしれません。それからは子どもたちも自分も無理をしすぎないことを一番に考え、育児するよう心がけています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2023年09月13日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。いよいよ妊娠39週に入りましたが、一向に生まれる気配はなく、ちょるりさんは「自分の心の準備ができていないからだ」と感じていました。妊娠39週を過ぎても、赤ちゃんに会う心の準備ができておらず……。 赤ちゃんが生まれてくる様子は一向になく… ※訂正:(誤)喝を入れる→(正)活を入れる 口唇口蓋裂を持つ赤ちゃんの顔や合併症、その後の成長など気がかりなことが多くなる一方。 しかし、赤ちゃんに会いたいという気持ちを大切にしようと心に決め、眠りにつこうとしたとき、「ぱちんっ」と破裂音が聞こえ、ついにその時が来ました。 出産予定日に近づくにつれ、不安が大きくなっていったちょるりさん。しかし、自分に活を入れ、寝ようとしたとき、なんと破水してしまいました。 ちょるりさんは、赤ちゃんが生まれてくることを実感し、不安を感じていたとき、自分に活を入れていましたね。出産間近は不安なことや心配なことがより増えていってしまうもの。みなさんは出産間近で不安を抱えていたとき、どのようなことをして乗り越えていましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月12日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。いよいよ妊娠後期に入り、髪を伸ばしたり、神社に行ったりと、赤ちゃんが命に関わることなく生まれてきてくれるように願掛けをしていました。 妊娠後期に入り、安静を心がけていると妊娠後期、すでに赤ちゃんが下り始めてきていて……。 ※訂正:(誤)降りてきてる→(正)下りてきてる 妊娠後期に入り、無事臨月に突入できて安堵していたのに、生まれてこない……。 それはまだ、「私が次女に会う心の準備ができていないから」。 願掛けの効果もあってか、無事臨月に突入できたちょるりさん。しかし、なかなか生まれてきてくれない赤ちゃんに、ちょるりさんは「自分の心の準備がまだできていないからだ」と感じていました。 ちょるりさんは、赤ちゃんが生まれてきてくれないのは、自分の心の問題だと感じ取っていました。妊娠中は、おなかの赤ちゃんと体だけでなく心もつながっているのかもしれませんね。みなさんが妊娠中に、「赤ちゃんとつながっているな」と感じた経験はありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月11日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさんは大きい病院で詳しい検査をおこないました。その後、義両親宅に赤ちゃんの病気を報告しにいくと、義父母は温かく受け入れてくれました。そして、いよいよ妊娠後期に入り……。 赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるように母は……義両親への報告が終わり、妊娠後期に近づき……。 もちろんたくさん調べたり、規則正しい生活を心掛けたりはしました。 しかし、親が他にできることは、神頼みしかありませんでした。 妊娠後期に入ったちょるりさんは、無事に赤ちゃんが生まれてきてくれることを願って「髪を伸ばすこと」と「お参り」にいきました。その願いには、ちょるりさんの覚悟を気づかせるものがあり、そして、臨月を迎えました。 ちょるりさんは、真剣に赤ちゃんの病気や周りと向き合ってきたから、心構えができるようになったのですね。ちょるりさんは赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるように願って願掛けをしていましたが、みなさんもちょるりさんのように、赤ちゃんのためにしていたことはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月10日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院で詳しい検査を行い、赤ちゃんの病気を報告しに行くため義両親宅へ。温かく迎えてくれた義両親にどう反応されるのだろうか……と不安になりながら、赤ちゃんの病気について話し出しました。赤ちゃんの病気についてすべて話し、やさしい義父母がどんな反応するのだろうかと不安で義両親の顔を見ることができないまま、頭を下げると……。 義両親が夫婦にかけた言葉とは…… この後、お二人は義妹の話をしてくれました。義妹は生後4日で心臓に異常が見つかり、すぐ投薬治療が始まったそうです。 生まれたての小さな体にたくさんの管がつけられて驚いたと明るく話してくださいました。 その当時のお二人の気持ちは想像してもしきれません。そんな経験をした義両親だからこそ出てきた言葉だったのかなと思います。 赤ちゃんの病気について、どんな反応をされ、何を言われるのかずっと不安だったちょるりさん。ちょるりさんは、義母の「新しい命を授かれただけでよかった」という温かい言葉と義父の「何も心配しなくていいよ」という心強い言葉に、胸がいっぱいになりました。 赤ちゃんがお母さんのおなかの中で大きく育っていってくれているだけで十分幸せなこと。そう思ってくれている家族が周りにいるだけで、心の支えになり、不安も減っていきますよね。たくさんの愛を持っているちょるりさんの義両親は、赤ちゃんが生まれてきてからも、きっと赤ちゃんに温かい愛情を注いでくれるのではないでしょうか。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月09日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、医師から口唇口蓋裂とその他の合併症について伝えられました。不安になるちょるりさんでしたが、医師からもらった「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という言葉に励まされ、詳しい検査をおこない、義両親に報告をしに行くため車を走らせました。赤ちゃんは受け入れてもらえるのか……。そんな不安な気持ちを抱いたまま義両親宅へ。 赤ちゃんのことを伝えたらどんな反応をされるんだろう 抱えた気持ちとは裏腹に、明るくやさしい義両親の笑顔に胸が締め付けられ、余計に不安が募っていく。 義両親とお互いに近況を報告しあった後、赤ちゃんのことについて話を切り出した夫。夫からの話に、義両親がどんな顔をしているのか怖くて見ることができず、そのまま夫と一緒に頭を下げた。 そのとき、義母からでた言葉は……。 義両親がいい人たちだからこそ、余計にどんな反応をされるのか怖くなってしまい、義両親の顔を見ることができなかったちょるりさん。ちょるりさんの不安を知っているパパは、ちょるりさんよりも先に話を切り出してくれましたね。子どもが元気に、安心して生まれてきてくれるように一緒に考えて行動し、支え合っていける夫婦は素敵ですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月08日賛否両論の声が飛び交うニューボーンフォト。生まれたばかりのかわいいわが子の貴重な記録になるため近年人気がありますが、新生児期の赤ちゃんはとても繊細なので、撮影時には細心の注意が必要です。ニューボーンフォトの中には、ゾッとするようなことも……。ニューボーンフォトとは、主に新生児期に撮影する記念写真のこと。新生児ならではかわいい姿を記録に残すことができます。しかし身体機能が未発達な赤ちゃんの撮影は簡単なことではありません。ニューボーンフォトの危険についてはさまざまな見解があるようです。 そのため、ニューボーンフォトを撮るか撮らないか迷っているママも少なくないはず……。 そこで、赤ちゃんや産後のママのことを学び、安全なニューボーンフォト撮影を推進している『赤ちゃん撮影安全推進会』に所属するフォトグラファー森田明弥さんと田村麻奈美さんにニューボーンフォト撮影時に気を付けるべきことを聞かせてもらいました。 ニューボーンフォトの撮影で最も危険なのは…ニューボーンフォトが流行する中で、最も怖いのはママ・パパが見よう見まねで自宅で無理なポーズをさせたり、背景を作ったりして撮影すること。ニューボーンフォトのフォトグラファーは、助産師さんや保育士さんから赤ちゃんや産後のママの体についてしっかり学んだ上で撮影にあたっているそうです。 例えば、一見赤ちゃんが頬杖をついているようなポーズは、大人がアシストした上で撮影し、写真そのものは加工によって仕上げています。赤ちゃんがそのポーズをとっているわけではありません。 そもそもニューボーンフォトは海外発祥のもので、撮影技法は日本の赤ちゃんに適していません。日本人の赤ちゃんは日本人の骨格にあった正しい姿勢で、慎重に撮影をする必要があるとのことでした。 また、背景に花を配置したり赤ちゃんの頭に被せたりしている人を目にしますが、それも非常に怖い行為です。プロのニューボーンフォトのフォトグラファーは花の扱いもしっかりと学んでいます。花粉や農薬など、花ひとつとっても新生児の撮影においては慎重に扱う必要があるようです。信頼できるニューボーンフォトのフォトグラファーとはそこで気になるのは、「どんなフォトグラファーであれば信頼して任せられるか?」というところ。森田さんと田村さんは、どれだけ知識があるかや経験などはもちろん、敢えて言うのであれば「赤ちゃんをお客様として捉えているか、被写体として捉えているか」だと言います。 ママにとって生まれて間もない赤ちゃんを他人に渡すのはとても怖いこと。安心して任せてもらうための配慮が必要です。 森田さんと田村さんは、撮影時にはしっかりと赤ちゃんに対して挨拶と自己紹介をするそう。それは赤ちゃんはお客様であること、そして初めての写真撮影を任されたフォトグラファーとしての努めだと話していました。 赤ちゃんを単なる被写体ではなく人として捉えているフォトグラファーであれば、赤ちゃんにとって苦しいポーズをとらせることはせず、自然で落ち着く体制を選んで撮影を行います。もちろん、赤ちゃんに負担になるほどの長時間の撮影はしません。 どんなに小さくてもひとりの人間。言葉を話すことがなくても、感情は持っています。意志の主張ができない分、赤ちゃんのことをしっかり学び、赤ちゃんに寄り添った撮影をするフォトグラファーであれば、安心してニューボーンフォトの撮影を任せられるのではないでしょうか。ニューボーンフォトの撮影は家族初めてのイベント森田さんと田村さんは、ママ・パパに安心してもらうために、どのような気配りをしているのでしょう。 まずお二人は、撮影前からメッセージのやりとりを交わしているのだそうです。どんな写真を撮りたいかはもちろん、赤ちゃんにとって快適な撮影になるように当日の授乳時間までアドバイスをしているとのことでした。 しかし家庭によって授乳スタイルや育児論は異なります。撮影のためだけにそれを否定することはせず、各家庭に合わせた撮影プランを提案しているそう。撮影のためだけにミルクやおしゃぶりの用意を求めることはありません。 多くの場合、ニューボーンフォトの撮影は家族初めてのイベントになります。妊婦のときから予約をし、ニューボーンフォトの撮影を楽しみに出産を頑張るママも多いそう。 ママ・パパがどれだけニューボーンフォトの撮影を楽しみにしているかをしっかり自覚して、撮影に臨んでいるような印象を受けました。ニューボーンフォトのリアルを知って…森田さんと田村さんから話を聞いて、新生児の写真撮影がいかに難しいかがよくわかりました。その半面、赤ちゃんに向き合った撮影をしているフォトグラファーに依頼をすることで、素敵な思い出として残すことができるように感じます。 ニューボーンフォトの撮影に迷っている人は、撮影技術やセンスももちろんですが、どのようなスタンスで撮影に臨んでいるか、事前にコミュニケーションをとり、フォトグラファーの人となりまで気にかけてみるといいかもしれませんね。 ※ニューボーンフォトを撮影する際はご自身の責任と判断で行いましょう。
2023年09月07日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、誤診であることを願いますが、期待ははずれ落胆。しかし、医師からの「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という寄り添った言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂とその他の合併症を受け入れ、赤ちゃんを守っていく覚悟を決めました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告され、詳しく検査をするため紹介された病院を訪れた。そこで、お医者さんからしっかりとした説明を受け、翌週診察を受けることに。 詳しい検査を受け、義両親に報告へ 病院での検査で、合併症がないことがわかり一安心。今わかる赤ちゃんのすべての情報が揃い、次やるべきことは 「義両親への報告」 なんと言われるのか不安なまま義両親宅へ……。 生まれるまで安心はできないですが、合併症がなく安心したちょるりさん。今の赤ちゃんの状態がわかったため義両親の家に行くことに。 「自分の子は受け入れてもらえるのか」、「口唇口蓋裂のことを伝えたらどう反応されるのか」と考えることは、親にとって、とてもつらいことですよね。 しかし、赤ちゃんは生まれてきてくれるだけで尊い存在。 ちょるりさんのように他の人に赤ちゃんのことを伝えるとき、ママ・パパが心配や不安を感じずに相談できるような、理解のある世の中になるといいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月07日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。口唇口蓋裂について調べるとその壮絶さに愕然。不安でいっぱいになってしまうちょるりさんでしたが、 「生まれてくるのは口唇口蓋裂児ではなく僕たちの子」「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話す夫の言葉に少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告されてから約1週間後。紹介された病院で詳しく検査してもらうことに。 夫の言葉を胸に病院へ受診しに行くと… 先生は併わせて「語弊があるかもだけど、口唇口蓋裂は手術で治していくことができるし、命に関わることはまずありません」とも仰っていました。 「口唇口蓋裂というだけで悲観することはない」ということと、「現状を受け入れ心構えをしておくように」ということをやさしく諭してくださったのだと思います。 そして心構えをする必要があるのは、私たち夫婦以外にもいて……。 「口唇口蓋裂ではないかも…!?」と期待を持つちょるりさんでしたが、期待通りにはならず、落胆。さらに、医師からの「合併症」のお話に心配が大きくなっていきます。しかし、医師の「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか?」という言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂と合併症を受け入れ、赤ちゃんを守る覚悟を決めました。 自分の子どもの病気と向き合っていくのは不安や悩み、心配事も多く、ひとりで抱え込んでしまっているママも多いかもしれません。そんなとき、ちょるりさんが出会った医師のような、赤ちゃんとママのこれからを一緒に考えて寄り添ってくれる人がいると、ママもパパも安心できますよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月06日フランス人のパートナー、ガイックさんとベベダモくん(フランス語で「愛する赤ちゃん」)とパリで暮らすヒロコさん。子育て観や文化の違い、ガイックさんのユニークな日本語がほっこり愛おしい、家族の日常生活を綴ったマンガが大人気! 第18回は、ごはんを食べなくなってしまったべべダモくんのお話。これまで食べていたものも食べてくれず、お手上げ状態に……。そんな時、ガイックさんがべべダモくんにかけた言葉とは!?16ヵ月になった頃から、めっきり食べる量が減ってしまったべべダモ。これまで食べていた離乳食もあまり食べないし、手掴み食べのものも一口かじっては床に落とします。問題なくなんでもパクパク食べる、ほかの子どもを見ては羨ましがる毎日です。いろいろ試行錯誤してますが、今は「やがて食べるようになる」に落ち着きました。一緒に楽しく食べてくれて、ときどき料理もしてくれるガイックには感謝です。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitterARCHIVE「可愛すぎる!赤ちゃんの手遊び」ガイックとフランスで子育て Vol.172023-08-08「バイリンガルベビーが初めて話した言葉とは?」ガイックとフランスで子育て Vol.162023-07-12「フランス語が上達する!? 子どもとのお散歩」ガイックとフランスで子育て Vol.152023-06-14「祝1歳★ママが思わず涙した瞬間とは!?」ガイックとフランスで子育て Vol.142023-05-13「眠気も吹き飛ぶ!? 一日の疲れを癒す方法」ガイックとフランスで子育て Vol.132023-04-14「世界共通、花粉症あるある」ガイックとフランスで子育て Vol.122023-03-09
2023年09月06日口唇口蓋裂をもって生まれてくる赤ちゃんの苦難を思い、不安でいっぱいになってしまう私。一方夫は元気で前向き! 「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話してくれて、少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの赤ちゃんはこれからどんな苦労をするんだろう……。不安でいっぱいの私に対し、夫は超ポジティブ!? 「不安もあるけどそれ以上に楽しみ!」そんな夫が頼もしくて涙… 赤ちゃんの口唇口蓋裂について調べれば調べるほど、これからの大変さに不安になってしまう……。 そんなちょるりさんに対し、前向きでやさしい旦那さん。単にポジティブなだけでなく、病気に対してしっかり学んでくれた上で現状を受け入れてくれる姿は頼もしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月05日私の娘は新生児のときから快便で、1日数回よくうんちをしていました。しかも大人顔負けの大きな音と共に! 快便なのはうれしいことでしたが、生後1カ月半のときに踏ん張りが力強いあまり、大惨事が起きたのです……。今回はその体験を通じて学んだことをお伝えします。踏ん張っている音がすごい生まれた翌日から大きな音でおならをしていた娘。おならだけではなく、排便するときも、とても大きな音がしていました。まだうんちの臭いが強くない時期でしたが、音だけでもうんちが出たのがすぐにわかっていたほどです。「小さいのに豪快だなぁ、赤ちゃんってこんなものかな?」と感心していました。 まるで噴水のように生後1カ月半のある日、うんちが出ていたのでおむつ替えをしていたときです。テープを外して汚れたおむつを抜き、足を上げておしりふきを手に取りました。その途端、「ぶぶぶーっ!!」大音量と共に、軟便がまさかの大噴出! ベビーベッドの上から、なんと1mも噴き出してきたのです。 直線状に飛び散ったうんちは置いてあった毛布の広範囲を汚し、私の服も汚し、点々とカーペットにも散り……。しばらくぽかーんとして、思考停止してしまいました。 おしりは必ずおむつで覆う!「どうしよう、この状況!」と、想定外の事態に焦りました。とりあえず娘のおむつを替え、汚れのひどい毛布は使い古していたため処分し、ほかのものは手洗いして洗濯機へ……という大仕事をすることに。 家事が増えるのは、産後の回復しきっていない体に堪えました。それからはうんちを替えるときは必ず、すぐにおむつで覆うようにしました。うんちが固くなる離乳食中期ごろまでは、大きな音の排便が続いていたので注意が必要でした。 赤ちゃんは体が小さいにもかかわらず、うんちを出す力はとても強力でした。大きな音で排便する場合は、わが家のような事態になることも!? おしりを出したままにしないよう気を付けたいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:霧山いずみ結婚を機に販売職を退職し、地方で寡黙な夫とおしゃべりな娘と3人暮らし。子育てをしながら、ママさんコーラスの活動と記事執筆をおこなう。
2023年09月05日2023年上半期に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 女の子の名前は近年、古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気!2023年上半期に生まれた27,503名の女の子の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位紬(主なよみ:つむぎ)2023年上半期生まれの女の子にもっとも人気だったレトロネームは「紬」でした! 上半期ランキングでは4位にランクインしています。2022年の名前ランキングでは8位だった「紬」ですが、今年はランクアップが期待されます。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 2位琴葉(主なよみ:ことは)2位には「琴葉」がランクイン。上半期ランキングでは7位でした。また、2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位。近年人気が高まっている「葉止めネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 3位莉子(主なよみ:りこ)3位に入ったのは「莉子」。上半期ランキングでは8位、2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によってさらに注目が集まっています。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 4位詩(主なよみ:うた)4位にランクインしたのは「詩」でした。上半期ランキングでは10位に入っています。2022年の名前ランキングは5位、2021年は22位と、年々人気を高めているレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 5位葵(主なよみ:あおい)5位は「葵」。2022年の名前ランキングでは3位、2021年は4位と、近年大人気の名前です。男の子の名前ランキングでも、2022年40位にランクインしている、男女どちらにも人気の「ジェンダーレスネーム」でもあります。「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。花の名前を用いたレトロネームの一つです。 6位紬希(主なよみ:つむぎ)6位には「紬希」がランクインしました。2022年の年間ランキングでは33位という結果でしたが、今年はさらに人気が高まりそうです。「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 7位彩葉(主なよみ:いろは)7位にランクインしたのは、「彩葉」。今人気の「葉止めネーム」の一つで、「琴葉」に続くランクインとなりました。美しく日本的な印象を与えるレトロネームです。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせます。 8位心春(主なよみ:こはる)8位に入ったのは「心春」でした。2022年の名前ランキングでは25位、2021年は23位という順位でしたが、今年はランクアップが期待できそうです。 「春」に「心」を組みあわることで、明るくあたたかい心の持ち主になるようにというパパ・ママの願いが感じられます。 9位 柚葉(主なよみ:ゆずは)9位には「柚葉」がランクイン。「琴葉」「彩葉」に続く「葉止めネーム」のランクインとなりました。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位楓(主なよみ:かえで)2023年上半期のレトロネーム10位は「楓(かえで)」でした。2022年名前ランキングでは17位で、2021年と同順位でした。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名付けられます。 2023年上半期に名付けられた女の子のレトロネームは、「葵」「柚」「楓」などの植物にちなんだ漢字が多く用いられているほか、「葉止めネーム」が3つランクインする人気ぶりでした。古風で日本的な雰囲気を持つ「レトロネーム」は、これからも人気が続きそうです。女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年09月05日わが家には4歳になる男女の双子がいます。赤ちゃんのころから何でもよく食べていましたが、2歳を目前にしたある日突然、偏食生活が始まりました。野菜を始め、フルーツやお米、肉、魚も食べてくれず、まともに食べるのはパンとポテトとバナナくらい。2歳ごろから偏食が始まるのはよくあることのようですが、終わりの見えない偏食生活に苦しんだ体験談です。 突然始まった偏食生活わが家の双子は、離乳食のころからよく食べる子たちでした。好き嫌いもなく、量も大人の1食分くらい食べるので心配になるほど。しかし2歳を目前にしたある日、娘がそれまで食べていた納豆ご飯を嫌がるようになり、食べなくなりました。 同時に息子も、今まで食べていた物を嫌がるように。その日はたまたまかな?と不思議に思ったのですが、次の日も次の日も、これまで食べていた物を拒絶するようになりました。 試行錯誤に疲弊していく私特に困ったのは、お米を食べてくれないことでした。主食であるお米を拒否されると、毎日何を用意すればいいのかわかりません。食事は毎日のこと。嫌がるからといって、何も食べさせないわけにはいきません。 食べてくれる物はパンとポテトとバナナくらいでしたが、野菜をミキサーでドロドロにしてホットケーキに混ぜてみたり、なんとか子どもたちに食べてもらおうと試行錯誤しました。そんな毎日の食事を考えることが苦痛で仕方なく、私は精神的にも疲弊していきました。 成長とともに偏食に変化が子どもたちの偏食が始まってから約2年、それは地獄のような日々でした。双子それぞれが食べる物が異なり、苦しみも倍。どれほど手間をかけても食べてくれない子どもたちにイライラし、たくさん落ち込みました。 しかし4歳になった現在、幼稚園の給食をきっかけに、少しずつですが食べられるように。子どもたち自身も幼稚園で食べられたことが自信になっているようで、だんだんとほかの食べ物への興味も広がるようになりました。 私が一番つらかったのは、栄養をバランスよくとらせてあげられていないことへの罪悪感でした。今でも双子が食べてくれずに落ち込むことはありますが、一番偏食がひどかったときに比べたら劇的に進歩しています。私自身頑張り過ぎず、「食べてくれたらラッキー!」くらいの気楽さで、焦らず見守ろうと心がけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:村上 素子
2023年09月05日息子が7カ月になった頃、曽祖父と曽祖母の家を訪ねました。その日は親戚も集まっており、にぎやかな雰囲気。いつもと違う場所でしたが、息子は泣くこともなくテンションMAX。みんなにつかまり立ちを披露しているとき、ある事件!?が起きましたーー。息子と一緒に曽祖父の家へ息子が7カ月になった頃、息子の曽祖父と曽祖母の家を訪ねました。つかまり立ちが楽しい時期で、普段とは違う場所に息子は大興奮。 警察官だった曽祖父は、あまり笑うことがなく、ちょっと近寄りがたい雰囲気。そんな事は7カ月の息子に分かりません。座っている曽祖父につかまり、珍しく笑った曽祖父の口の中に手をズボッ!!!!と入れました。 息子が取った入れ歯に親戚一同が爆笑……。慌てて息子を抱きかかえ、入れ歯をお返しして手を洗いました。今では笑い話ですが、当時は怒られるかとヒヤッとした出来事でした。 ◇ ◇ ◇ 側から見るとほほ笑ましい光景ですが、親としては焦りますよね。まだ赤ちゃんのかわいいひ孫がやったこと。いつもはキリッとしている曽祖父も、こればかりは笑顔で許すしかないですね。 作画/森田家著者:山原 渚1児の母。看護師を退職し、現在は専業主婦で育児に専念している。
2023年09月03日妊婦健診でおなかの赤ちゃんに「口唇口蓋裂」の可能性があると告げられた私。ショックのあまり放心状態に……。そんな私に先生がかけてくれた言葉は。おなかの赤ちゃんには、先天性疾患「口唇口蓋裂」の可能性があるらしい。 口唇口蓋裂って、どんな疾患? 聞き慣れない病名に放心状態になりつつも、「ちゃんと大きくなれますか?」それだけはなんとか聞いた……。 「大丈夫、大きくなれます!」力強い先生の応援に励まされたのでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月03日「やっと赤ちゃんに会える」と思った出産直後、赤ちゃんは検査へと連れていかれてしまった。顔を見ることも抱っこもしてあげられないまま……。妊婦健診にやけに時間がかかったのは、赤ちゃんに異常が見つかったからだった。念願の次女を授かり、いよいよ出産の日。「おめでとうございます。女の子ですよ」無事に生まれてよかった! 早く赤ちゃんに会いたい! 約2時間のスピード出産。赤ちゃんを抱っこしようとすると… やけに時間のかかった妊婦健診。このときはまだ、のんきに構えていた。 だって自分の赤ちゃんに何かあるかもなんて、夢にも思っていなかったから。 妊娠中にお子さんの病気や異常がわかった方は、どのように受け止められましたか? 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月01日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、体の変化を感じたぺ子さんが妊娠検査薬で検査をするとーー。妊娠検査薬で検査をすると、はっきりとした陽性を示す線が出ていました。しかし、妊娠検査薬が使用する適切なタイミングは生理予定日の1週間後からとされています。フライングで検査をしたぺ子さんは、不安な気持ちを抱きつつ、クリニックでの診察を待つのでした。 妊娠確定! それでも不安がつきまとうのは… 次の診察日…… 不安を解消するために検索し、余計に不安になるというループに陥っていたペ子さんでしたが、無事胎嚢や赤ちゃんの心拍を確認することができました。 ペ子さんのいう「9週の壁」とは、そもそも医学用語ではなく妊婦さんやメディアが生み出した言葉です。 「9週の壁」という言葉が使われるようになった背景には、妊娠検査薬の普及によって初診の時期が早まったことや、エコー診断の進化によって早期に胎嚢や胎児心拍を確認できるようになったことがあるようです。ペ子さんのように早期であっても診察を受けて妊娠を確認できますが、いざ流産と診断されるのは、次回の健診日として指定されやすい9週ごろになるのです。 こうして妊娠9週目が「壁」と表現されるようになりましたが、これは、妊娠初期に流産が起こりやすいという意味であり、妊娠9週ごろに増えるということではありません。 9週であっても不安になりすぎず、心穏やかに過ごしてほしいと願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月30日今年9月に5人目の赤ちゃんが生まれたばかりの共働き夫婦です。上のきょうだいは9歳の長女、7歳の長男、5歳の次女、2歳の三女がいます。5人の子どもたちが毎日笑ったり泣いたりと目まぐるしいほどです。でも、良いことばかりではありません。上の子4人によるきょうだい喧嘩は日常茶飯事。ここではきょうだい喧嘩について、私たち夫婦が気をつけていることをお話しします。 ルールを事前に決めておくこれはどちらかというと、きょうだい喧嘩を「未然に防ぐ」のが目的です。きょうだい喧嘩の主な原因はおもちゃを使う順番や回数、テレビを見る順番。そこでおもちゃで遊び始めたときやテレビを見始めたときに、回数や時間を事前に決めて子どもたちに伝えるようにしています。このとき、できるだけ具体的にルールを伝えます。たとえば「3回遊んだら、おもちゃを貸す」とか「このテレビは長いから、15分のタイマーが鳴ったら次の人の順番」と事前に決めておくのです。こうすることで、自然と順番を守るようになり、きょうだい喧嘩を防げました。仮にきょうだい喧嘩が起きたとしても大ごとになるのを防げるので、事前のルール決めは本当に大事だと実感しています。 夫婦でルールを一致させる「お母さんに聞いたらダメって言われたけど、お父さんに聞いたらいいよって言われた」。この状況を発生させないように、ルールや順番を決めるときは夫婦で統一するようにしています。決められたルールは「お母さんやお父さんのルール」ではなく、「お家のルール」だと子どもたちにわかってもらうためです。 また、「夫婦間のルールの一致」がちゃんとできていないと、私たちが原因できょうだい喧嘩になることもあるので、このことに関しては徹底するようにしています。 暴力は絶対ダメ!わが家の場合はほとんど口喧嘩ですが、たまに喧嘩相手を叩いたり蹴ったりすることがあるので、このときは真剣に叱ります。基本的に私か夫のどちらかだけがきょうだい喧嘩の仲裁に入りますが、相手に暴力を振るった際には夫婦で叱ることもあります。それくらい暴力はダメなことだとわかってほしいからです。 私たちの思いが伝わっているのかはわかりませんが、今のところは「殴り合いのきょうだい喧嘩」は起きていません。ですので、これからも「暴力は絶対ダメ」ということを夫婦で子どもたちに伝えていきたいと考えています。 きょうだいが多いわが家は、「ほぼ毎日、誰かが誰かと喧嘩している」のが日常です。ですが、私と夫はきょうだい喧嘩が一概に悪いものとは思っていません。喧嘩の数だけ、「仲直り」もしているからです。とてもバタバタした毎日ですが、これからも「仲直り」の回数を増やしていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/CHIHIRO著者:守岡 みずほ
2023年08月25日独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。姉妹は、趣味嗜好が合わず真っ向から対立。お互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母を支えながら、幸せに生活していたさえですが、ある日突然、りなから「子どもを出産した」と母に連絡があり、状況が一変します。妊娠していることすら知らなかった母とさえは大混乱。りなは女の子を出産し、子どもの父親は「認知しない代わりに養育費を月40万円支払う」と言っているそう。しばらくして退院したりなは、赤ちゃんはとともに、しばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。約6年ぶり再会したりなは整形しており、“量産型”の見た目に変貌。そして、娘を“ききめろ”と名づけました。姉に嫌みを言いながらも、しばらく同居することになったりなと娘のキキちゃん。「すぐにでも追い出してやる」と決心していたさえですが、キキちゃんにミルクを飲ませていると愛情が芽生え、「赤ちゃんに罪はないんだよな……」と複雑な心境になっていました。 3カ月ほど滞在すると言うりなに、げんなりしていたさえ。家賃を払うように伝えると、りなは拒否。そのことがきっかけで小競り合いをしていると、母は、「お金取るなんて、いじわる言わないの!」とさえを咎めました。 これから子育てにお金がかかるりなを思う母。「姉妹ふたりで支え合ってほしい」と訴える母に、「また私が我慢……」と憤るさえは……。 夜中にドタバタする妹に… 「は〜、ムカつきすぎて発狂しそう……」 小さいころから、自分が我慢していたことを思い出すさえ。姉は我慢するものと思っていましたが、「27歳になっても不当な扱いか〜」と納得できません。 りなが居候する期間は3カ月。なるべくりなと顔を合わせたくないさえは、「しばらく夜遊びしちゃお〜」と考えていました。 眠りについていたさえは、リビングから聞こえる物音とりなの声で、深夜2時に目を覚まします。 「こんな生活があと3カ月も……」 ミルクを探し、母を起こし、とにかく騒がしいりな。「赤ちゃんは仕方ないけど……お前……ちょっとは静かにしろっ!」とさえは怒り心頭。 さえが文句を言いに行くと、「はぁ? 赤ちゃん相手になに? 心せまっ」とさえをにらみつけるりな。さえは、「キキちゃんには言ってない。あんたがドタバタうるさいって言ってんの」と伝えますが……。 「いや、絶対嘘。キキの声のほうがうるさいし、私への嫌がらせかよ」「キキ〜鬼ババがいじめるよ〜怖いね〜大きくなったらやっつけてね〜」 りなは嫌みを言って去っていくのでした。 初めての子育て、大変な夜泣きの対応にドタバタしてしまう気持ちはわかりますが、姉に対して嫌みを言うのはお門違い。さえは、「赤ちゃんだから泣くのは仕方ない」とよくわかっています。 「住まわせてくれてありがとう」「うるさくしちゃってごめんね」。そんなひと言があれば、さえの気持ちも違うのではないでしょうか。姉妹であっても、さえとりなは、それぞれ自立した大人です。思いやりや気遣いを忘れてはいけませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月23日まだ息子が小さかったころの話です。抱っこやベビーカーでお出かけすると、いろいろな人に話しかけられました。知らない人から話しかけらる子どもがまだ小さかったとき、ベビーカーや抱っこをして出かけると、見知らぬ方からも「かわいいわね」「いくつなの?」など話しかけられることが多かったです。そのほとんどは好意的で、こちらも話しかけてくれてうれしかったのですが、中には気になる発言をする人もいて……。 我が子に対して「⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎」赤ちゃんのころは外出する際、万が一のことも考えて着替えや上着などいろいろと持ち歩いていました。子どもの様子を見て体温調節をしていたのですが、冬のスーパーで素足でベビーカーに乗せていたとき、知らないおばちゃんに「寒いのにかわいそう」と言われました。スーパーの中は暖かかったのですが……。 そして息子が歩けるようになり、活発な子だったので散歩中はハーネスを付けていると、知らないおばちゃんに「犬じゃないんだから!かわいそうに!」と子どもに向かって言われました。私も少しイラッとしてしまい、「交通事故にあうほうがかわいそうですよね。危険を回避しているんです!」と反論。すると、おばちゃんは黙ってしまいました。 かわいそう……と話しかけてくるおばちゃんは、1人ではなく複数いました。我が子が手を離れた今、絶対に「かわいそう」とは声かけせず、育児中のパパママを見守ろうと思っています。どうせなら有益なことでコミュニケーションとりたいですよね。 作画/森田家著者:しずおかみかん転勤族で引っ越しを繰り返しながら、年子の息子2人を育てたママ。今は子育てがひと段落し、仕事に趣味、ジム通いと充実した日々を送る。
2023年08月22日私には7歳の娘と4歳の息子がいます。上の子が生まれてから数カ月後、ある物によく穴が開くようになってしまいました。そして同じ現象が、下の子が生まれたあとにも発生。穴が開いてはふさぎ、何度も買い換えたある物とは……?生後半年までベビーベッドをレンタルわが家は子どもたちが生まれて間もないころ、ベビーベッドをレンタルしていました。赤ちゃんのおむつ替えや着替えをするとき、また、抱っこしたり寝かせたりするときにもしゃがまずにできてラクだと聞いていたからです。 そして生後6カ月のころ、寝返りをして動き回るようになるとベビーベッドは返却し、床に敷いたマットや布団の上でお世話をするように。ベビーベッドがなくても特に不便さは感じませんでしたが、上の子が生後8カ月を過ぎたころ、それまでになかったことが起こり始めました。 なんでこんなところに穴が?ある日上の子を膝にのせて遊んでいるとき、私は自分がはいているズボンの膝のあたりに、小さな穴が開いているのを発見。最初は「あれ、こんなところ、いつの間に穴が開いたんだろう? 」と不思議に思いました。そして自分の普段の行動を振り返り、ハッとしたのです。動き回る上の子を立ち膝で追いかけ、おむつを替えるとき、抱っこで寝かしつけた子どもを布団に寝かせるとき、離乳食を食べさせるときも、着替えさせるときも、いつも私は床やカーペットに膝をついていました。 それを毎日何度も繰り返すうちに、ズボンに穴が開くようになってしまったのです。私の場合は特に左膝をついているようで、穴が開くのはいつも左膝。よく見ると、膝そのものも左だけくすんでいるように見えました。 1度はおさまったものの……それからはなるべく膝をつかないようにと意識してみたものの、余裕のないときも多く、たびたび左膝のところに穴を開けていました。穴の開いたズボンは、糸で縫って穴をふさぎ、部屋着行き。しかし1度穴が開いたものはまたすぐに穴が開き、しかたなくゴミ箱へ……。買い替えるときは、なるべく丈夫そうなズボンを選ぶようにしました。 ズボンに穴が開くという現象は、上の子が2歳になるころ1度おさまりました。やがて下の子が生まれ、また同じようにベビーベッドをレンタルし、半年後に返却。するとまたしてもズボンに穴が……。今度は2人のお世話でさらに余裕がなく、穴が開いていても放ったらかしで、そのまま公園へ行ってしまうこともありました。 子どもたちが大きくなり、もう私のズボンに穴が開くことはなくなりました。思い返せば、何度も穴が開くほど、膝をついて必死にお世話していたんだな、と懐かしく感じます。そして最近は、毎日元気いっぱいに遊んでいる4歳の息子のズボンによく穴が開くようになり、せっせと糸で縫っています。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2023年08月22日出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。無事、かわいい女の子を出産した小梅。赤ちゃんの名前の話になり、女の子の場合は小梅が決めることになっていたので、「結菜」という名前で出生届を記入済み。提出は夫にお願いしました。後日、小梅のお母さんが赤ちゃんを見にきたとき、やっくんも産院にやってきました。赤ちゃんの名前は何にしたの?とお母さんが聞いたところ、やっくんは「麦」と答えます。予想外の答えで小梅の頭は真っ白に……。娘の名前を「結菜」にしたかった小梅は病室で大泣き。ですが、看護婦さんに「かわいいし、お母さんの名前とのバランスもぴったりでいいですね!」と言われ、少し救われた気持ちに。退院した小梅は食事中、なんで出生届の名前を書き換えたのかをやっくんに問いました。「うちの子は美形ではないし、結菜は名前負けしそうだし、麦なら素朴で……」と容姿を悲観するやっくんに小梅は激怒。そして小梅の悩みはこれだけに尽きず……。 自由な夫と育児に追われる妻 実家に戻らず、麦ちゃんと3人の生活をスタートした小梅。両親や姉、義父母のサポートもあり、無理する事なく20日が過ぎました。授乳して娘が寝たタイミングで小梅も寝ようとしたところ、久しぶりに夜の営みを再開しよう!とやっくんが話しかけてきました。 小梅は、まだ1カ月検診も終わってないし……、赤ちゃんのお世話でそんな体力がないと話します。するとやっくんは不機嫌になり、「出産ぐらいでオーバーだ!」と怒って寝室に行きました。 出産から2カ月。小梅の体のことを労ってくれない夫のグチをママ友に話します。産後、夜の営みを再開するタイミングは難しいよね〜という会話に。小梅のやっくんに対する不満はこれだけにとどまらず、オムツは替えない、休日はひとりで出かけるなど他にもいろいろあるようで……。子育てに積極的に関わって欲しいのに、逃げられてワンオペ育児になっていると話します。小梅は育児に奮闘し、父親だけ独身のころと変わらない生活というのは困ったものですね。どこまでも自己中なやっくんを小梅はうまく操縦できるのか……。やっくんにはいいパパになって欲しいですね。 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2023年08月22日独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。幼いころは仲のいいふたりでしたが、思春期を迎えるころには、趣味嗜好が合わず真っ向から対立。お互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、お互い干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母を支えながら、幸せに生活していたさえ。ある日突然、りなから「子どもを出産した」と母に連絡があり、状況が一変します。妊娠していることすら知らなかった母とさえは大混乱。りなは女の子を出産し、子どもの父親は「認知しない代わりに養育費を月40万円支払う」と言っているそう。しばらくして退院したりなは、赤ちゃんはとともに、しばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。約6年ぶり再会したりなは整形しており、“量産型”の見た目に変貌……。再会して早々、さえに対して嫌みを口にし、姉妹は小競り合いになります。 母に止められ言い争いは収まったものの、りなに対するイライラが募っていたさえ。しかし、姪となる赤ちゃんにはメロメロです。さえが赤ちゃんの名前を尋ねると、姫々夢音と書いて、“ききめろ”と名づけたことが判明。 がくぜんとするさえですが、りなは「かわいいでしょ♡ 冴えないさえとは大違い♡」と毒を吐き、のんきなもの。そして、赤ちゃんを母に任せ就寝してしまいました。 「すぐにでも追い出してやる……」と心に決めるさえですが……。 不仲な妹との生活はしんどい… りなをすぐにでも追い出したいさえですが、姪の顔を眺め、「赤ちゃんに罪はないんだよぁ……」と複雑な心境に。 母にすすめられ、赤ちゃんを抱き、育児用ミルクを飲ませるさえは、一生懸命にミルクを飲む姿に「か、かわいい……!」と思わず声がもれます。 すると部屋に戻ってきたりなが「ちょっと! なにしてんの!」と声を荒らげました。 「なんでお姉ちゃんがききにミルクあげてんの!? お姉ちゃんに頼んでないんだけど!」 ヒステリックにキレるりな。 「お姉ちゃんは初心者じゃん! お母さんだから安心して任せてるのにっ!」 「むっかつく……」とイライラするさえですが、「でも、相手にするから調子に乗るんだよ。このクソは」と怒りを鎮めます。 「ところであんた、いつまでいるつもり?」 さえが尋ねると「3カ月くらい?」と答えるりな。 「3カ月……。こいつと3カ月も……地獄だ……」と、さえはげんなりするのでした。 姪に育児用ミルクを飲ませ、顔がほころぶさえ。赤ちゃんを抱き、ミルクを飲ませる時間は至福の時間ですよね。 子どもが成長するにつれ、離乳食が始まり、幼児食になり……。過ぎてみれば、母乳や育児用ミルクだけで栄養をとる期間はほんの一瞬です。その時々で大変なこともありますが、時期が過ぎるとあっという間に感じる方も多いのではないでしょうか。子どもとの一瞬一瞬を大切に過ごしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月21日独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。幼いころは仲のいいふたりでしたが、思春期を迎えるころには、趣味嗜好が合わず真っ向から対立。お互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、お互い干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母を支えながら、幸せに生活していたさえ。ある日突然、りなから「子どもを出産した」と母に連絡があり、状況が一変します。妊娠していることすら知らなかった母とさえ。りなは女の子を出産し、子どもの父親は「認知しない代わりに養育費を月40万円支払う」と言っているそう。信じられない状況に混乱するさえですが、母は腹をくくった様子で、りなと赤ちゃんを家に招き入れました。 そして、約6年ぶり再会したりなは整形しており、“量産型”の見た目に変貌していたのです。「お姉ちゃん久しぶり〜相変わらず地味だね〜」と、嫌みな態度は変わらず、姉妹は小競り合いになります。 母があきれながら止めに入りますが、さえは「ここは私の家なんだから、お礼くらい言いなさいよ」とイライラ。軽い口調でさえの言葉を受け流していたりなは……。 衝撃!赤ちゃんの名前は… 「じゃ、私寝るからあとはよろしくー♡」 まるで責任感のないような態度に、「なんなのあの子!」と声を荒らげるさえ。しかし母は、「強がっているけど、体はボロボロなのよ。やさしくしてあげてね」と、ほほ笑みながら赤ちゃんを抱いていました。 さえにとって、姪となる赤ちゃん。「かわいい……名前は?」と尋ねると、「姫々夢音って書いて、“ききめろ”にするって……」と困り顔の母。 「キラキラネームのレベルじゃない!」とさえが母に話す声を聞いたりなは、「かわいいでしょ? 冴えないさえとは大違い♡」と毒を吐き、のんきなもの。 思わずりなに声を上げると、母に「いちいち相手にしないの!」と止められたさえ。「これ以上、お母さんのことを困らせないで……仲良くしてちょうだい」と訴える母に、納得できない気持ちでいました。 「ききちゃんのミルクを作るから、りなは早く寝なさい」 「はーい! おやすみー!」と言いながらも、ベーッと舌を出し、さえにつっかかるりな。 「りな……すぐにでも追い出してやる……」 さえは心に決めるのでした。 りなの名づけに「そんなの許されるの!?」と、がくぜんとしたさえ。個性的すぎるように感じる名前だと、驚いてしまいますよね。 “キラキラネーム”という言葉も、最近はあまり聞かなくなりましたね。毎年発表される赤ちゃんの名前ランキングには、古くから聞き慣れた名前や、近代的な印象の名前まで、入り交じって並んでいます。皆さんは、お子さんの名前をどのように決めましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月20日赤ちゃんの名付け、女の子は「渚」「夏」を用いた名前が大躍進! 男の子は「陽」を用いた名前が多数ランクインするという結果になりました。2023年7月生まれの新生児7,252名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 7月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 陽葵 (主なよみ:ひまり)2位 翠 (主なよみ:すい)3位 結愛 (主なよみ:ゆあ)3位 凛 (主なよみ:りん)5位 紬 (主なよみ:つむぎ)6位 陽菜 (主なよみ:ひな)7位 紬葵 (主なよみ:つむぎ)7位 澪 (主なよみ:みお)9位 結菜 (主なよみ:ゆいな)10位 蘭 (主なよみ:らん) 男の子1位 湊 (主なよみ:みなと)1位 陽翔 (主なよみ:はると)3位 蓮 (主なよみ:れん)4位 蒼 (主なよみ:あおい)5位 凪 (主なよみ:なぎ)6位 結翔 (主なよみ:ゆいと)6位 陽向 (主なよみ:ひなた)6位 律 (主なよみ:りつ)9位 暖 (主なよみ:だん)9位 碧 (主なよみ:あお) 【女の子】「渚」「夏」を用いた名前が大躍進!「蘭」に注目7月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「翠(主なよみ:すい)」、3位「結愛(主なよみ:ゆあ)」・「凛(主なよみ:りん)」でした。 今月の注目の名前は、10位にランクインした「蘭(主なよみ:らん)」。初めて月間ランキングTOP10入りしました。蘭の花のように、気品があり、華麗な人をイメージさせるような名前で、艶やかな印象を受けます。陰暦7月の異称を「蘭月(らんげつ)」ということから、7月生まれのお子さんに「蘭」と名付ける親御さんが多かったと推察されます。「蘭」は6月の90位から7月には10位へ大きくランクアップ。蘭と名付けられた赤ちゃんは6月4人から7月は11人へと約3倍に増加していました。 また、着目すべきは「渚(主なよみ:なぎさ)」。海や湖の波打ち際を意味する「渚」は、夏生まれにピッタリの「夏ネーム」の一つです。6月は100位以下の圏外でしたが、7月には25位へと大きくランクアップしていました。その他にも、「夏」を用いた名前は6月103名から7月136名へと30人以上増加! 毎年夏に人気が高まる「夏帆(主なよみ:かほ)」は6月100位以下の圏外から7月には46位へランクアップしました。 【男の子】「陽」を用いた名前が多数ランクイン7月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「湊(主なよみ:みなと)」・「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「蓮(主なよみ:れん)」でした。 6月3位から順位を上げて7月に首位を獲得した「陽翔」。「陽」は、日の当たる丘を指す漢字で、太陽が照り付ける7月らしい名前の一つです。「陽」がつく名前はTOP50以内に7つもランクイン。「陽翔」のほか、6位「陽向(主なよみ:ひなた)」、11位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、12位「陽太(主なよみ:ひなた)」、22位「陽大(主なよみ:ひなた)」、31位「陽斗(主なよみ:はると)」、45位「陽奏(主なよみ:ひなた)」といった名前が人気でした。 <7月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏」ネームが人気急上昇!7月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「愛」、3位「莉」でした。人気が急上昇したのは6月30位から7月5位へと大きくランクアップした「夏」。毎年7月から8月にかけて誕生したお子さんに多く名付けられる傾向があります。7月は、46位「夏帆(主なよみ:かほ)」、95位「夏芽(主なよみ:なつめ)」・「夏蓮(主なよみ:かれん)」・「小夏(主なよみ:こなつ)」・「帆夏(主なよみ:ほのか)」・「瑠夏(主なよみ:るか)」などが人気。93のバリエーションで「夏ネーム」が名付けられていました。 よみ:「なぎさ」が7月も人気7月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「さな」となりました。夏生まれに多く名付けられる「夏ネーム」の一つ「なぎさ」が、6月から引き続きTOP10にランクイン。その他にも、夏を連想させる「なつき」は6月100位以下の圏外から7月49位に、「こなつ」も6月圏外から7月は75位にランクアップしました。 <7月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「海」を用いた名前に注目!7月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位は「斗」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクイン。毎年夏生まれのお子さんには「海」という漢字を用いた名前が増加する傾向にあり、6月33位から7月22位へとランクアップ。「海」を用いた名前は、18位「海翔(主なよみ:かいと)」、45位「海(主なよみ:かい)」、58位「海斗(主なよみ:かいと)」などが人気。32種類のバリエーションで名付けられていました。 よみ:「かいと」もトレンド!7月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「ひなた」、3位は「みなと」という結果でした。「海」を用いた名前が増加したからか、毎年夏になると増加する「かいと」が6月20位から7月は10位へと今年もランクアップしました。「かいと」と読む名前では「海翔」、「海斗」のほか、「櫂斗」、「快斗」、「凱仁」などが人気。26種類の名前で名付けられていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年08月16日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。次第に娘は、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると話し始めたり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。さらには、保育園には存在しないはずの友だちの話をしてきたのです……。このままの生活を続けることに限界を感じたゆる子さんは、娘の通う保育園を退園し、娘たちを連れて実家に帰省。そんな矢先に、娘が実家にある人形を抱き上げ「ポコちゃん」という言葉を口にします。なんとポコちゃんは娘がまだおなかの中にいたときにゆる子さんたちが呼んでいた胎児ネームで……。ぐ、偶然…?娘が口にした驚愕の言葉 娘がまだおなかの中にいるときに呼びかけていた胎児ネーム、ポコちゃん。 「ママとばぁばが私を呼んでたでしょ」 ポコちゃんという言葉を娘が覚えていると知ったゆる子さんたちは、うれしいながらも驚きが隠せません。 その一方で、ゆる子さんは次々と明らかになる娘の胎内記憶に少し恐怖を覚えてしまいます。おなかの中での記憶をうれしそうに話してくれる娘を見て、自分が恐怖を感じてしまっていることに申し訳ない気持ちが込み上げてきたゆる子さん。 また、娘はおなかの中にいるときに流れていた音楽を覚えていたり、生後1カ月のときの記憶を話してくれたりしました。 ◇◇◇ 娘さんがおなかにいるときの胎児ネーム「ポコちゃん」を覚えていると知ってとても驚いたゆる子さん。おなかの中の赤ちゃんには毎日たくさん話しかけてあげたいものですよね。きっとゆる子さんや家族が、赤ちゃんと会える日を楽しみにたくさん話しかけていたから、娘さんはポコちゃんという名前を覚えていたのかもしれませんね。みなさんはお子さんに胎児ネームをつけていましたか? それはどんな名前でしたか?著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月15日初めての子育てはわからないことばかり。長女はとにかく泣く子でした。寝かしつけして隣の部屋に行こうとするとすぐ泣く、離乳食の準備中もギャン泣きで……。そのことを小2になった娘に話してみたところ、驚くことを言ってきました。まさかあんなに泣いていた長女から数年後、こんなことを言われるとは……!え! そうだったの!? 娘はとにかくよく泣く赤ちゃんでした。初めての育児ということもあって、泣いてはあやしたり抱っこしたり……。正直、私も泣きたかった! けれど当の本人は「泣いてたことも覚えてないから、そんなにあやさなくても良かったんじゃない? 」と。もう少しそのままでもよかったのかな。成長した娘から言われてびっくりした出来事でした(笑)著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年08月15日ヲタママだっていーじゃない!
4人の子ども育ててます
子育て楽じゃありません