結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。夫は、現在進行形の女性のほかにも、過去に夫の会社で派遣社員として働いていたシングルマザーと不倫関係になっていました。しかも、彼女の派遣契約解除にも関係している様子…。妻、大学時代の仲間も一緒の場で、この女性が不満を訴えると、夫は「証拠はない!不愉快だ!」と言い、この修羅場から逃げていったのです。 過去の不倫相手、佐藤さんが衝撃の告白 夫の過去の不倫相手である佐藤さんは、生理が遅れていたことから妊娠を疑い、夫に否認の失敗がなかったか確認したところ、「お前がよその男とつくったんじゃねーの?」「物欲しそうにしてるからな、シングルマザーは」「来るもの拒まずなんだろ?」などと暴言を吐いた夫。さらにその後すぐに佐藤さんは派遣切りにあったのです。その後、佐藤さんは新たな職場を得て働き始めていましたが、亜美さんと歩く夫を偶然見かけ、家庭を崩壊させようと決意したのです。この話を聞いた妻・景子さんも夫のことを許せず、離婚を決意したのです。 シングルマザーにセフレ目的で近づき、妊娠したかもと言われれば暴言を吐き、さらに彼女の職を奪う…。自分のしたことは棚に上げ、自分に不利益にならないように保身しか考えない――。この夫はなんて自分勝手な人間なのでしょう。本当に救いようがありません。妻に愛想をつかされても仕方ないような気がしますね。 >>次の話 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年04月03日ベビーカレンダーが企画した「2023年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」の中から、妊娠中のほっこりエピソードをきっかけにつけられた名前を紹介します。妊婦健診はエコーを通してわが子に会える貴重な時間です。そんな妊婦健診で医師に言われたひと言が、名前になったそう……。妊婦健診の思い出が名前に!?出産までの間、たびたび受ける妊婦健診では、エコーを用いておなかの中の赤ちゃんの姿を確認します。 エコーの映像をもとに判定する赤ちゃんの性別は、妊婦健診の楽しみのひとつと言えます。妊娠後期になると、エコーに映る赤ちゃんの顔もはっきりし、画面越しに見えるわが子がさらに愛しく思えた人もいるのではないでしょうか。きっかけは医師の「お利口さん」!どんな名前になった?莉唯子(りいこ)ちゃんの名づけのきっかけは、妊婦健診時のエコー検査だったそう。 「手がお顔にかかって見えないね〜」と先生から声をかけられると、顔にかかっている手を動かして、お顔を見せてくれたことがあったようです。 そんなとき、先生たちから「お利口さんだね〜」と声をかけられていた莉唯子ちゃん。「お利口さん」が由来となり「りいこ」という名前がつけられました。 おなかの中にいる赤ちゃんは、パパやママはもちろん、周りの人の声や音が聞こえていると言われています。こんなエピソードを聞くと、ますますおなかの赤ちゃんに話しかけたくなりますね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画した「2023年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」対象:2023年1月1日〜10月16日の期間中に生まれた赤ちゃん募集期間:2023年9月25日〜2023年10月16日
2024年04月03日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚し、半年後に妊娠していることがわかり、その後出産しました。産後、ゆきさんは妊娠中の友人まゆみからの意地悪発言や非常識な行動に心が疲れていきます……。ゆきさんはまゆみの連絡先をブロックして平和な日々を過ごしていましたが、なんと家族とのお出かけ先でまゆみと再会!ゆきさんから無視をされたと思っているまゆみは怒り心頭。さらにまゆみは、ゆきさんに対して言いたい放題で、ついには大声で罵り始める始末でした。そこへしょうたさんが戻って来て、淡々とまゆみを諭します。しょうたさんの言葉で妊娠した当時を振り返り、まゆみは泣き出してしまいました。ゆきさんはまゆみと2人きりで話すために、しょうたさんへ娘を連れて先に車に戻るよう伝えます。 もう今更無理だよ。「もう二度と関わってこないで」ハッキリと宣言した私にまゆみは……? 「ごめん!」ようやくまゆみはゆきさんに謝り、これからも友人関係を続けたいと言います。 しかし、ゆきさんは「無理だよ」とまゆみのお願いをハッキリと拒否しました。これまで散々まゆみに暴言を吐かれてきたゆきさん。謝罪をされても簡単には許せないことをまゆみに伝えます。そして、「少しでも悪いと思っているならもう関わらないで」と念を押し、その場から立ち去ったのでした。 帰宅後、ゆきさんはしょうたさんと話をすることに。たとえまゆみの謝罪を受け入れても、もう昔のような仲には戻れない……とゆきさんは振り返り、目には涙が溢れていました。 そして、ゆきさんはまゆみと本当に縁を切ることができたのでした。 ゆきさんに対する数々のひどい言動を「ごめん」の一言で済まそうとするまゆみ。謝ったまゆみはスッキリしても、ゆきさんの心の傷は一生消えませんよね。まゆみには、仲の良かった友人を傷つけて絶縁されたことを教訓に、今後の人間関係で同じことを繰り返さないでほしいですね。そしてゆきさんには、心の傷を癒し、家族3人で幸せな日々を過ごしてほしいと願います。著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年04月02日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。りささんは自由気ままに過ごす夫が羨ましく思え、夫に「入れ替わりたい」と口に。すると、なんとりささんと夫は本当に入れ替わってしまったのです。しかし、夫の体に入ったりささんは起きないまま。夫は慣れないりささんの生活にてんやわんやで……。自分がママになるしかないと覚悟を決めたはずの夫でしたが、実際にその生活がスタートすると、たった1週間で限界に。 やったことがない料理に悪戦苦闘、保育園のお迎えがあるので、仕事も思ったように進みません。さらに、帰宅してからは絶賛イヤイヤ期の娘に振り回され……。そして、一番夫を苦しめたのがつわり。自分が体験してみて、やっとりささんのつらさを理解し始めました。早く目を覚まして… りささんの代わりに仕事をしていて、1通のメールに目が留まった夫。そこで、2人目を妊娠したことによって、りささんが頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知りました。 そして、「早退させてもらったら?」「仕事と育児の両立は大変そう」という過去の自分の発言が、りささんを傷つけていたことに気付きます。妻の気持ちなんて、まるっきりわかっていなかった……。夫は、早く会ってりささんに謝りたい気持ちでいっぱいに。 たった1週間でしたが、夫が今まで仕事を理由にどれだけ自分が家事や育児を押し付けていたのかを知るには、十分すぎる時間でした。 育児も家事もすべて押し付けられていたのもつらかったと思いますが、りささんにとって何よりもつらかったのは、夫が自分の気持ちに寄り添ってくれないことだったのではないでしょうか。「何もわかっていなかった」と気付いてくれたことは、とても大きな意味があるように思います。夫にはその想いを忘れずにいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月28日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。しかし、妊娠は病気ではないという義母からは、義実家で普通に家事を押し付けられ……。りささんは、自由に過ごす夫が羨ましく思え、「入れ替わりたい」と言ってしまいました。すると、その言葉が現実になったようで……!?交通事故に遭ったりささん夫婦でしたが、幸い命に別状はなく、おなかのなかの子も無事でした。しかし、夫の体に入ったりささんは意識が戻らずにいました。また2人が入れ替わっているとは思っていない義両親は、当然りささんの姿を見ても息子とは気付きません。そのため、いつものように塩対応……。そして夫は、自分の置かれている状況を客観的に見て「自分がママになるしかない」と覚悟を決めたのです。早く目を覚まして… 覚悟を決めて挑んだはずのママ生活でしたが、夫はたった1週間で限界に達してしまいました。料理はやったことがない、仕事を覚えようにも、保育園のお迎えまでの限られた時間では思ったようにできず、娘は絶賛イヤイヤ期……。 さらに夫を苦しめたのは、自分ではコントロールできないつわりの症状でした。朝はメイクをする余裕などなく、時間ギリギリでなんとか出社すると「メイク道具、貸すわよ?」と心配される始末。 毎日こんなことをしていたのか……!? タスクだらけで余裕のない毎日を過ごしていたことを知り、夫は愕然としてしまい、りささんが目を覚ましてくれるのをただただ願うばかりでした。 いくらつわりの症状がきつくても、当たり前のように保育園に送る時間はやってきますし、出社時間も迫ってきます。体調が万全ではないなかで、マルチタスクをこなすのは本当に大変ですよね。それを身をもって知ったからには、夫の意識も変わっていってくれればいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月27日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。しかし、義母からは妊娠は病気ではないと言われ、義実家でもつわりに耐えながら当たり前のように家事をしていました。りささんは、自分の好きなように動ける夫が羨ましく思えて、夫婦で出掛けているときに、つい「あなたと入れ替わりたい」と本音が漏れてしまいました。その言葉に、運転中だった夫は動揺して、ハンドル操作を誤ってしまい……。義両親と一緒にでかけていたりささん夫婦でしたが、夫がハンドル操作を誤ってしまい、交通事故に遭ってしまいました。 目を覚ますと、2人は病院のベッドで横になっていました。先に目を覚ましたのは夫。そこに、1匹の猫がやってきて「今から2人を入れ替えるね」と言います。 そして、そのとおり、自分の姿がりささんになっていることに気付いた夫は、混乱して絶叫してしまいました。もう、受け入れるしか… 2人が入れ替わっていることなど知る由もない義両親は、真っ先に自分の息子の状態を確認します。医師の話によると、幸い2人も命に別状はなく、りささんのおなかの子も無事とのこと。 そして、医師から入院の手続きをするように言われた夫は、書類を書くからと、しがみついている娘に一旦離れるように言いますが、娘はそれを拒否。ならば……と、母に娘の面倒を見ていてほしいと言いますが、目を覚まさない息子につきっきりの母は聞く耳を持たず……。 あらためて自分の置かれている状況を客観的に見てみて、夫は「俺がママをやるしかないよな……!?」と、まだ完全に理解が追い付いていないならがも、受け入れるしかないことを悟ります。そして娘をギュッと抱きしめ、りささんとして振舞う覚悟を決めたように思える夫ですが……。 夫も妻もおなかの赤ちゃんも問題ないとのことでよかったですね。入れ替わることを願ったりささんは、まだ眠っていたいのかもしれませんね。これから妻の体に入った夫は、娘とおなかの子をひとりで育てていかなければいけません。初めは誰でも初心者。頑張ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月26日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに休日も、義実家でコキ使われていて、ゆっくり休む暇もありません。特にフォローをする素振りもなく、自分の実家でのんびり過ごす夫を見て、ついイラついてしまいます。義両親と一緒にでかけることになったりささん。つわりで体調がすぐれないため、留守番していたいと夫に伝えます。しかし、それを横で聞いていた義母は「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れない雰囲気。結局そのまま出発しましたが、車内で思わず夫が好きなように生きていることに対して、文句を言ってしまいます。さらに「替われるものなら、あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、夫はハンドル操作を誤ってしまい……。気付くと大変な事態に!どんな状況!? ベッドに横たわる、りささんと夫。先に目を覚ましたのは夫のもとへ、猫が近づいてきて「りさは夫と入れ替わりたいから、今から2人を入れ替えるね」と、言ってきました。猫が話しているという状況が理解できずに夫が混乱していると、猫はスッと姿を消してしまったのでした。 その瞬間、りささんが目を覚ました……と思ったのですが、実際に目を覚ましたのはりささんの体を借りた夫。つまり、さっき猫から言われたとおり、2人はどうやら入れ替わってしまったようです。 現実離れした状況に、思わず「うそだああああああ!」と叫んでしまった夫。りささんが叫んでいるように見えていた義両親や娘は、一体何事かと怪訝そうな表情を浮かべていました。 猫が話しかけてくるのも、体と中身が入れ替わってしまうのも、すぐに現実だと受け入れるのは難しいかもしれません。ただ、りささんの願いが叶ったよう。もし、みなさんがパートナーと入れ替わったら、どうしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月25日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。休日も、義実家で家事をしながら義両親の小言を聞き、のんびり過ごす夫とは裏腹にストレスが溜まってしまいます。せっかくの休日だというのに、義実家で義両親からの小言を聞きながら台所に立っているりささん。その横で、ゆっくりと寛ぐ夫を見て、モヤモヤが止まりません。体調も安定せず、途中で休ませてもらうことにしましたが、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのが聞こえてしまい、自分が責められているような気持ちになってしまいました。そして、そのまま義両親と一緒に出かけることになり……。替われるものなら… つわりで体調がすぐれないりささんは、留守番していたいと夫に言いますが、横で聞いていた義母から「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れませんでした。 娘はお菓子につられたようで、義父の車に乗り込み、2台に分かれて出発します。車内で夫は「遠慮しないで、自分の実家のつもりでのんびりしたらいい」と声をかけますが、素直に受け取れないりささん。「いいよね、好きなように生きられて……。」とつい言ってしまいます。そして、「替われるものなら……あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、動揺した夫はハンドル操作を誤ってしまい……。 妊娠や出産は女性しかできないことですが、育児や家事はお互い協力しあいながらやっていくことができますよね。また、夫はもっとりささんに義実家でくろぐようにいいますが、そもそも人によっては義両親宅ではかなり気を使うはず。まず夫には、りささんの気持ちに寄り添って、何がりささんにとってリラックスできることなのか考えてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月24日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに、つわりで家事も満足にできない様子を見た夫からは「要領がわるい」と責められ、モヤモヤしてしまうのでした。つわりで簡単な夕食しか出せなかったりささんに対し、夫は「要領がわるい」と言いました。キャリアを諦めたくないと、今まで必死に頑張ってきたのに、すべて否定されたような気持ちに。そして、せっかくの休日も、夫の無神経な行動は続きます……。居心地がわるい… せっかくの休日も、りささんは義実家でつわりに耐えながら台所に立っていました。その横で、義父と談笑する夫……。ただでさえ慣れない場所なのに、娘の相手をしながら料理をするのは楽ではなく、のんびり過ごしている夫を見てイライラが止まりません。 さらに、義両親からの小言も止まらず、りさささんを助けてくれるはいない状況です。なんとか頑張って動いていたものの、ついに限界を迎えてしまい、空いている部屋で休ませてもらうことに……。横になりながら、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのを聞き、りささんは自分がうまくこなせていないのを責められているような気持ちになりました。 実家に帰ると、ゆっくり寛ぎたくなる気持ちはわかりますが、妻が妊娠中でつわりもきつい状態であるなら、すこしは配慮してほしいですよね。妊娠中、なるべくストレスのない環境を用意してあげるのも、家族ができるサポートの1つではないでしょうか。みなさんは、妊娠中に夫からしてもらって嬉しかったサポートはありますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月23日「きっと病気を持った子が生まれるよ」。妊娠5カ月のとき、日頃からお世話になっている職場の男性上司に言われた言葉でした。普段から少しおせっかいなくらい面倒見の良い上司。行きすぎた気遣いが招いた衝撃発言には、私に対する上司なりの思いがあったようです。妊娠中に悔しく、悲しい思いをした体験談をご紹介します。 面倒見がいい? 何かと口出しをする上司直属の上司である40代前半の男性Aさんは、既婚者でお子さんが2人いらっしゃいます。「俺は人生の酸いも甘いも経験してきた。人生経験豊富な俺のアドバイスを絶対に聞いておいたほうが良い」というのがAさんの口癖でした。私が夫と付き合っているころからいろいろと聞いてきては、それはダメ、それは良い、結婚する時期はいつのほうが良いなど、おせっかいなくらい助言してくるAさん。 Aさんの言動に少々行きすぎだなと感じたことはあったものの、妊娠の報告をしたときはとても喜んでくれ、私の体調を気遣って仕事を調整してくれるなど、とても思いやりのある方です。そのため、Aさんの多少の言動は目を瞑りました。しかし、ついにAさんのおせっかいに限界を感じてしまう出来事が起こったのです。 衝撃の連続! ひどい言葉のオンパレード急きょ夫が海外へ転勤することになり、私も一緒についていくため退職したい旨をAさんに報告しました。すると、Aさんは開口一番「生まれてくる子どもがかわいそう。〇〇(転勤先の国)は空気が汚いから胎児に影響が出て、きっと病気を持った子が生まれてくるよ」と言ってきたのです。おなかの赤ちゃんは健診のたびに頭が大きいと言われていたため不安になり、ネットで検索魔となっていたときに、Aさんの言葉はひどく私を傷つけました。 Aさんは続けて、「出産するのは日本へ帰国してからにしたほうが良い」と言ってきたのです。日本へ帰国するのは早くても5年後と、Aさんにも伝えていました。 5年後まで赤ちゃんをおなかの中で育てろと言っているのか、中絶して5年後にまた子どもを授かったら良いと言っているのか、真相はわかりませんが、あまりにもショックな言葉に私はそれ以上何も言えませんでした。 Aさんの言葉の真意とは帰宅後、夫にその出来事を伝えたところ怒り心頭。転勤する予定日よりも早く仕事を辞めても良いと言ってくれました。翌日もAさんから再度退職を引き止められましたが、引き継ぎが無事に完了後、すぐに退職しました。 その後、元職場の同僚と会う機会があり、話題はAさんのことに。「Aさんはあなたにチームリーダーを任せたかったみたい。あなたの退職を止めようとしたけれど無理だったって残念そうにしていたよ」と同僚が言ったのです。 Aさん本人から聞いたわけではないため真相はわかりませんが、Aさんのひどい発言は私のキャリアを考えてくれたために出た言葉だったようでした。そうだとしても、Aさんの行きすぎたおせっかいは、到底理解できるものではありません。出産するまでAさんから言われた言葉をふとしたときに思い出しては、悔しさと悲しさで涙が出る日々を送りました。 その後、無事に元気な男の子を出産。元職場の皆へ報告すると、Aさんは自分のことのように喜んでくれました。現在もAさんからたまにおせっかいな連絡がきますが、今はそういう人と割り切り、程よい距離で接するようにしています。これを反面教師にして、相手のためと思ってする言動が自分の一方通行になっていないか、今一度考えてから行動しようと強く感じたのでした。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 著者:米久 熊代1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月23日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささん。しかし、大きなプロジェクトメンバーに抜擢された矢先、第2子の妊娠が判明。上司に報告をすると、渋い顔をされプロジェクトメンバーから外れることに。しかし、仕事の負担は軽くなっても、平日はワンオペ状態で大変な日々で……。イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささん。現在妊娠4カ月でつわりもきつく、仕事や育児に追われて余裕のない日々を過ごしています。そんななか、夫に言われた一言がひっかかり……。なによそれ… すんなり寝てくれるようにと願いながら、娘の寝かしつけをするりささん。その横には、高校生のときに亡くなった母が買ってくれた、大切な猫のぬいぐるみがありました。母にも娘を見せたかった……そんなふうに思いながらウトウトしていると、仕事を終えた夫が帰宅しました。 慌てて食事を用意して出しますが、夫から返ってきた言葉は「これだけ?」でした。つわりがきつく、仕事の帰りも遅かったからだと説明すると「早退させてもらったら? 昔から要領わるいもんな」と言われてしまいました。 その言葉を聞いて、ショックを受けるりささん。自分だってキャリアをあきらめずに思い切り働きたかった……。夫のように好きにやってみたい! 口には出しませんでしたが、りささんの思いは段々と募っていきました。 夫はりささんのことを心配してかけてくれた言葉かもしれませんが、どこか仕事に対して不完全燃焼の気持ちがあったりささんは傷ついてしまったようですね。育児と仕事の両立は、物理的にも大変ですが、気持ちの折り合いをつけるのも簡単ではありません。そんなときは、ひとりで抱え込むのではなく、パートナーにも相談して一緒に解決策を見つけていくのもいいかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月22日私は20歳の誕生日と同時くらいに、第1子を妊娠しました。初めてのわが子にうれしい反面、不安や苦労もありました。特に、周りから「若いママだから……」という目で見られることに苦痛を感じました。2022年民放改正前の体験です。 妊娠判明は成人式の直前!妊娠が判ったのは、成人式の1カ月前でした。妊娠に対してうれしい反面、まだ成人して間もない自分に、子どもを育てられるのかという不安もありました。 それでも産みたいという気持ちは固く、「私、産むから」と現在の夫に宣言。同い年の夫は「う、うん……」と、押される形で出産・結婚を決意してくれました。そのままお互いの両親に妊娠と結婚を報告し、妊娠4カ月の状態で成人式に出席しました。 「若いママだから」と言われたくない!第1子である長女は、私が20歳のうちに生まれました。幼いころから子ども好きだったので、自分の子どもがうれしくて、かわいくて毎日が幸せでした。初めての育児に緊張しながらも、保健師さんの言うことを堅実に守り、育児書と毎日にらめっこをし、懸命に育児をしました。 子どもが口にする物はすべて手作りし、衛生面、健康面にすごく気をつかいました。子どもに対する愛情からが半分、残りの半分は周りから「若いからちゃんとしていない」と思われるのが嫌だったのです。 それでもやっぱり偏見の目…わが子を連れて外に出かけると、「赤ちゃんかわいいわね~」と声をかけられるのですが、決まって最後に「ちゃんと育てなきゃダメよ」と言われるのです。子どもが細かったためか、時には「ごはんちゃんと食べさせているの?」とか「ごはん作ってないんでしょ?」と言われたこともありました。 夫の親戚からは、はっきり「虐待していない?」と心配されていました。若いママというだけで、周りから育児放棄や虐待などの心配をよくされました。自分なりに懸命に育児をしていたので、周りからの偏見の目は悔しかったです。 私は子どもを愛している付き合いのある人たちは理解してくれるものの、結局のところ、見ず知らずの人からの偏見の目はなくなりませんでした。いつしか私も抵抗することをやめ、「この子のママは私。この子がいいと思ってくれているのなら、それでいい」と思えるようになりました。偏見の目で見られようとも、私は子どもを愛しているのです。長女を産んでから数年間、偏見の目に悩まされましたが、自分なりの答えにたどり着くことができました。 年齢を重ねた現在ならば、当時の偏見の目を理解できます。昨今の子ども虐待のニュースもありますし、何より子どもが子どもを産むようなものですから、心配にもなります。でも当時の私にはその気持ちが理解できず、偏見の目が苦痛で仕方ありませんでした。もし今の私が、当時の私に声をかけてあげられるのなら、「子育て頑張っているね! ちゃんとわかっているよ。大変なことがあれば人に頼ってもいいから、あまり無理し過ぎないでね」と伝えてあげたいです。 イラストレーター/きょこ 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:ライター 木村なち
2024年03月22日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚し、半年後に妊娠していることがわかり、その後出産しました。産後、ゆきさんは妊娠中の友人まゆみからの意地悪発言や非常識な行動に心が疲れていきます……。ゆきさんはまゆみの連絡先をブロックして平和な日々を過ごしていましたが、なんと家族とのお出かけ先でまゆみと再会してしまいます!ゆきさんから無視をされたと思っているまゆみは怒り心頭。さらにまゆみは、ゆきさんに対して言いたい放題で、ついには大声で罵り始める始末。そこへしょうたさんが戻って来て、淡々とまゆみを問い詰めます。それでもまゆみは、ゆきさんのことを嘘つき呼ばわりしてきて……? もう二度と関わりたくない私は、まゆみに怒っている理由を冷静に尋ねます。しかし、まゆみから返ってきたのはひどい暴言でした……。 妊娠中のまゆみに、しょうたさんはおなかの子も聞いているから不適切な発言は慎むべきだと諭します。しょうたさんの言葉に、まゆみは妊娠が判明した当時のことを思い出します。新しい生命がおなかに宿っていることがわかり、まゆみはとてもうれしそう。しかしそこへ、暴言を浴びせられている記憶が重なります。 つらい記憶が蘇ったのかまゆみは突然泣き出しました。そんなまゆみの様子に驚くゆきさん。そして、先ほどから続く騒ぎを店側に注意された3人は、店員に謝罪して速やかに退店しました。 ゆきさんはまゆみと話をするため、しょうたさんと娘に先に車へ戻ってもらいます。まゆみと2人になったゆきさんは、「もう二度と私に関わらないで」と念押ししたのでした。 今までのまゆみさんの言動は、過去のつらい経験が影響しているのかもしれません。とはいえ、ゆきさんへのこれまでの暴言が許されるわけではありませんよね。ただ、つらい経験をした際に、すべてをひとりで抱え込もうとせずゆきさんを頼って相談していれば、まゆみさんもここまでこじれることはなかったのではないでしょうか。まゆみさんの言動は周囲の人にはもちろんですが、まゆみさん本人にも良い影響にはなりません。そのことに早く気がついてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年03月21日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚し、半年後に妊娠していることがわかり、その後出産しました。産後、ゆきさんは妊娠中の友人まゆみからの意地悪発言や非常識な行動に心が疲れていきます……。ゆきさんはまゆみの連絡先をブロックして平和な日々を過ごしていましたが、なんと家族とのお出かけ先でまゆみと再会。ゆきさんから無視をされたと思っているまゆみは怒り心頭し、スマホを見せるように迫ったり、浮気をしていると決めつけたり、ゆきさんに対して言いたい放題……。ゆきさんが言い返しても、まゆみは大声で罵り始める始末でした。ゆきさんはどうしたらよいのかわからず、恐怖のあまり怖くて泣き出してしまいます。そこへしょうたさんが戻って来て、まゆみに淡々とゆきさんが泣いている理由を問います。 何でここまでするの…?私が嘘つきで浮気をしている! としょうたに食ってかかるまゆみ。しょうたは冷静にまゆみへ言い返します……。 しょうたさんに追及されて、何も言い返せなくなったまゆみ。ゆきさんが他の男と歩いているところを見た!と苦し紛れの嘘をつきます。ゆきさんは、なぜそんな嘘を重ねるのかとまゆみに聞きました。しかし、まゆみはゆきさんの言葉を受け入れられないようで、「あんたみたいなやつは死ねばいいのに……」ととんでもない暴言を口にしてしまうのでした。 しょうたさんがどれだけ問い詰めても、自分の非を認めようとしないまゆみ。そしてまゆみは、ひどい暴言を口にしてしまいます……。もともとは友人だったまゆみとゆきさんですが、ここまでくるとまゆみに何を言っても無駄に感じてしまいますし、これ以上関わらないほうがゆきさんのためになりますよね。ゆきさんのそばにはしょうたさんがいます。ゆきさんのこれからの人生のためにも勇気を持って行動してみてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年03月20日妊娠中に夫の秘密を知ったママのお話です。 なにこれ…!?夫がスマホゲームにハマり、知らないうちに課金していました。後日クレジットカードの請求書を見て分かったのですが、その額なんと3カ月で約70万円。私は妊娠を機に退職したこともあり気が遠くなりました。 生まれてくる子どものためにと節約したり、フリマアプリを活用してもそれ以上にお金が消えていくのが許せず離婚も考えましたが、表向きには許すことに。実は今でも根にもっているため、今後何かあったときのためにしっかりメモに残しています。 作画/大福著者:武藤 桜子遠距離恋愛の末結婚。現在は田舎の義実家暮らしに奮闘中。
2024年03月20日9年間、ひとりっ子として育ててきた長女。長女が9歳のときに長男を妊娠し、長女の赤ちゃん返りに気をつかうあまり、長男を出産当日に抱っこすることができませんでした。生後0日の長男を抱っこすることは、もう二度と叶わないのだと、後悔してしまった体験談です。妊娠中から赤ちゃん返りがひどい長女これは、私が第2子となる長男を出産したときのお話です。私は元々シングルマザーで、8歳の長女を連れて夫と再婚しました。長女はとても甘えん坊で、小学生になってからも、毎日私の腕枕で寝ていたほどです。再婚を経て、長女が9歳のときに長男を妊娠。 私が最初に長女に妊娠を伝えたときは「弟か妹ができる!」と喜んでいましたが、日に日に赤ちゃん返りがひどくなり、情緒不安定になっていきました。「やっぱり赤ちゃんいらない、私だけのママがいい」と涙を流す長女を私はギュッと抱きしめ、「赤ちゃんが生まれても、〇〇(長女)のママだよ。〇〇のこと大好きで大切だよ」と、長女に寄り添うことを心がけていました。 ついに出産当日! 長女の反応は?長男の出産予定日当日、長女と眠っていた私は深夜2時ごろに破水したことに気がつきました。夫に声をかけて長女をお願いし、私は産院へ。すぐに陣痛がこず、そのまま朝を迎えることに。夫から、朝7時ごろに「〇〇(長女)が『起きたらママがいなかった』と泣いていたよ。これからごはんを食べて、〇〇とそっちに行くね」と連絡がきて、8時ごろに夫と長女が到着。 ちょうどそのころ陣痛がき始め、9時過ぎに長男が誕生しました。すぐに私の胸の上に長男が乗せられ、ほんの数分過ごしたところで長男は処置のため、私と離れ離れに。長男が処置から戻ってきて、病室にいた長女に抱っこしてもらうと「わぁーかわいい! 私の弟だ」と、ニコニコと喜んでいました。 長女に気をつかい、長男を抱っこせず…私は長女が素直に長男の誕生を喜んでくれたことに安堵しましたが、「長女が無理していないかな」と心配で、その日は長男を抱っこしないことにしました。私は面会終了時間まで長女をかわいがり、たくさん長女を抱っこしました。面会終了時間になり、夫と長女は帰宅。 出産当日は母子別室ということで、助産師さんが長男を迎えにきてくれ、新生児室へ。そのときは、私自身が出産で疲れていたのとお産中の出血で貧血になったこともあり、長男を抱っこしていないことについて考える余裕はありませんでした。ですが、日が経つにつれ、「出産当日、少しでも長男を抱っこしてあげればよかった」という思いが強くなっていったのです。 毎年、長男の誕生日が近づくと、私は長男を出産したときのことを思い出すのですが、「出産当日に抱っこしなくて、ごめんね」といまだに思います。長女が帰宅したあとに、抱っこしてあげればよかった……。その後悔を埋めるように、長男は現在5歳ですが、たくさん抱っこしたり、おんぶしたりしています。 著者:吉川 みきな15歳女の子と5歳と1歳の男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月20日妊娠がわかり、夫に報告したときのこと。ドラマのような感動的なシーンを期待していたわけではないのですが……。未だに忘れられません。 赤ちゃんができたと話したところ…結婚して1カ月後に妊娠が判明し、夫に報告したときのこと。泣いて感動してほしいとは思っていませんでしたが、「ヤッター」とか「楽しみだね」など喜びの言葉を期待していました。それに対して夫が言った言葉は、「誰の子?」でした。結婚して1カ月での妊娠だったので、そういう思いが心のなかに少しあったのかもしれません(正真正銘、夫の子ですが……)。だからといって、不倫を疑っているとしか思えない発言をするとは思ってはいませんでした。 後から夫に発言の真意を聞いたところ、びっくりしすぎて思わず言ってしまったとのこと。この件は未だに許せておらず……。あのときの自分はよく離婚しなかったなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 夫は思ったことを口に出したのかもしれませんが、親しい仲であっても言っていいことと悪いことがありますよね。相手の心に一生残る場合もあるので、発する言葉には気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:茶山 紅
2024年03月19日ねむさんと夫は、付き合い始めてすぐに同棲し、交際1年で結婚。すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明します。次の子も同じ病気になる可能性があると医師に言われ不安に感じるも、なにがあっても夫婦で乗り越えていくと決意し、2人目の妊活、不妊治療を開始。そんな中、ねむさんは夫の風俗通いを知りました。問い詰めても言い訳をし、反省する様子がない夫。ねむさんは夫に結婚指輪を外させて……。失望したねむさんは自らの命と共に、むたろうも一緒に苦しませずにあの世に送ろうとまで考え、取り乱します。それでも夫の反応は薄いままでした。キリがないほど出てくる、夫の不貞の証拠 夫に鍵とスマホを置いて出て行ってと言い放つねむさん。しかし夫は、別々の部屋で過ごすのではだめ? と聞きます。もちろんねむさんはその提案を却下し、夫はしぶしぶ家を出たのでした。そしてねむさんは、今の会話がしっかり録音されていたことを確認し眠りにつきます。 翌日、夫のスマホに残るメッセージのやりとりをチェック。風俗嬢やセミプロなど、70人の女性と体の関係を持っていたことが発覚します。 ほぼ毎日、数人の女性とやりとりをしており、無数の連絡や交渉がありました。しかもそのやりとりがあったのは、妊娠高血圧腎症でねむさんが苦しんでいたときや、むたろうを早産したときなど、ねむさんやむたろうにとって大変なタイミング。そんなときに夫は、風俗嬢やさまざまな女性と性的なつき合いをしていたのでした……。 ◇ ◇ ◇ ねむさんの怒りと悲しみは計り知れませんね……。動揺もあり、かなり思い詰めた状態のねむさんですが、どうか思いとどまってほしいと思っている方は多いのではないでしょうか。夫には自分の行動がどれだけ罪深いものかしっかり自覚してもらい、ねむさんとむたろうがこれ以上苦しむことがないよう願うばかりです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月19日念願の第1子を妊娠し、2人で喜んでたのもつかの間、夫が子どもの名前は占い師に決めてもらうと言い出しました。え…嘘でしょ?何の話かと思って聞いていたところ、なんと、今までの人生の選択全てを占い師に相談していたとのことでした。私は自分たちで話し合って決めたかったのですが、夫もなかなか折れてくれず…。結果、占い師が決めた名前を複数用意してもらい、そこから選ぶことになりました。もちろん今ではかわいい娘の名前なので好きですが、たまに「あの名前もかわいいな…」と思ってしまうこともあります。 ◇◇◇ 夫がどのように名前を決めたいか、妊娠前に聞いてもいいかもしれません。名前は一生物ですし、名は体を表すとも言われています。夫は夫なりに子どもの人生を考えたのでしょうが、夫婦で決めた名前が1番愛着がわくし、子どもを幸せに育てられるのではと思いました。 作画/いずのすずみ著者:斎藤愛30代、5歳の娘を育てる母。会社員をしながら家事もやり、ワンオペで毎日フル稼働。
2024年03月17日ねむさんと夫は、付き合い始めてすぐに同棲し、交際1年で結婚。すぐに妊娠し、むたろうを出産しました。この人となら末長く幸せに暮らしていけると思い、結婚したねむさん。しかし、夫のことを疑わざるを得ない出来事が……。 何これ…どいういうこと? ねむさんは、やさしくて誠実な夫に惹かれ、迷いもなく結婚。起業したばかりの夫の収入は低く、ねむさんの貯金を使いながらの裕福とはいえない生活を送っていました。 結婚2年目で妊娠8カ月を迎えたねむさんは、妊娠高血圧腎症からヘルプ症候群に。 妊娠高血圧腎症とは、妊娠20週以降に発症した高血圧または既存の高血圧の悪化で、タンパク尿を伴うもの。そしてヘルプ症候群とはその合併症で、赤血球の破壊や肝臓機能の悪化、血小板の減少を起こす、妊娠の後半からお産のあとに発症しやすい疾患です。 母子ともに危険な状態であることから、出産予定日より2カ月早いタイミングで出産することになったねむさん。生まれたむたろうはわずか1,000gほど。1歳まで入退院の日々が続きます。 退院後も、むたろうに鼻から育児用ミルクを注入したり、血糖値の管理に追われたりする毎日。そしてむたろうは、世界に30人もいない、日本名すらない病気と診断されました。幼少期までに死に至ることが多い病気で、原因は夫婦の遺伝子の相性だそう。 2人目も考えていたねむさん夫婦は、次の子も同じ病気になる可能性が高いと不安に思ったものの、「どんな未来も受け入れよう」と決意し、妊活や不妊治療を開始しました。 しかし、相変わらず帰りが遅い夫。そのうえ、見覚えのない避妊具を発見したねむさんは、夫を問い詰めることに。風俗に行っていると白状しましたが、ただのストレス発散だと主張したのでした。 ◇ ◇ ◇ むたろうがとても深刻な病気であることが心配です。そして、むたろうのお世話で睡眠時間も満足に確保できず、体力も精神力も削られているねむさんのことも心配でなりません……。 ねむさんがこんなに大変な状態の中、夫婦での妊活を拒否し、自分は風俗でストレスを発散させているという夫。仕事が大変でストレスが溜まるのは理解できますが、ねむさんのことももっと考えてほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月17日長らく子どもができなかった私ですが、結婚10年で妊娠が判明!いろいろ考えて、退職することにしたのですが…念願の妊娠が判明。退職報告をすると…私は長年子どもができなかったのですが、結婚10年目にまさかの妊娠が判明! ただ予想外のことで、自分の年齢や、立ちっぱなしで長時間働かなければいけない仕事環境のことを考え、夫とも相談の上、妊娠初期の段階で退職することを決めました。 退職日が決まり、同僚に妊娠と退職の報告をすることに。すると、ひとりの同僚が「え!? なんで辞めるの!? 私なんか妊娠8カ月まで働いてたけど!?」と言ってきたのです。私はなんと答えたらいいのか、わかりませんでした。状況や考えかたは人それぞれ違うのに、「あなたは弱い!」と言われたようで悲しくなったのです。その後、夫や信頼できる友人に話を聞いてもらい、自分の気持ちをなだめました。 結局、つわりもひどく、妊娠中期にもトラブルがあったので、結果的に妊娠初期に退職してよかったです。母から「誰一人として同じ妊娠はない」と聞かされていた私。この経験から、他の人の妊娠や子育てに関して、必要以上に口出しをするのは絶対にやめようと改めて思いました。 作画/きりぷち著者:鈴木洋子
2024年03月16日2人のお子さんを持つママが、ママ友との関係で悲しい思いをした体験談です。これまで仲の良かったママ友に2人目の妊娠報告をしたあと、なぜか疎遠になってしまったそうです。1人目が1歳3カ月のときに2人目の妊娠が判明しました。私と年齢が近く、1人目の子ども同士も同い年でよく遊んでいたママ友がいたのですが……。妊娠前からの友だちで付き合いも長かったはずなのに、2人目の妊娠を報告してからというもの、なんとなく連絡が途絶え疎遠になってしまいました。今回はそのママ友との関係についての体験談をお話しします。 気軽に何でも話せるママ友お互いに妊娠する前から友だちだった彼女と私は、他の友だちには言いづらいことも話せるような仲の良い関係でした。毎日のように連絡を取ったり、電話で何時間も話すこともしょっちゅう。 しかも1人目の妊娠時期もほぼ同時期だったため、子どもたちが動き出すようになるといろいろなところに一緒に遊びに行っていました。そのため2人目をいつにする? 最近、夫婦関係どう? なんて話もよくしていたのですが……。 2人目の妊娠を報告私の1人目の子どもが1歳3カ月になったころ、2人目の妊娠が判明。しばらくしてからそのママ友に会う機会があったので、まだ早い段階でしたが報告をしました。ママ友はすごく喜んでくれて、同い年の2人目の子ができたらいいなあ、次は性別どっちかなあというような話もして会話が盛り上がった……と私は思っていました。 お互いに2人目ができたらにぎやかになるし、楽しいことばっかりだなあと私自身は妄想が膨らむばかりだったのです。 なんだかそっけない…?妊娠報告をしてからも今までと変わりなく連絡を取っていたものの……しばらくすると返信が何日も空いたり、忙しいからあんまり連絡が取れないというようなことを言われるようになりました。それでもごくたまに会うことはあったのですが、妊娠や出産、赤ちゃんの話題はそれとなく話をそらされている気がして、気まずい……。 そのまま私も連絡をすることがなくなり、一応2人目の出産報告をして返信がきましたが、それから一度も連絡をしていません。 2人目が生まれてもうすぐ1年になりますが、そのママ友とは連絡しないままです。私も2人目の妊娠がうれしくて、当時はもしかしたら相手の気持ちに気づいていなかったり、無意識に傷つけてしまったのかもしれません。時々寂しい気持ちにはなりますが、今は少し距離があったほうがお互いのためかもしれない……と思うようにしています。 作画/やましたともこ著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2024年03月13日現在3人目を妊娠中なのですが、住む地域の制度が変わり、子育て支援事業を受けるために行政の方と面談をおこなうことになりました。案内には「妊娠中の心の不安や、体調面でのケアやサポートを」と記載があったので質問を考え、当日を迎えたのですが……。面談を担当してくれたのは…子育て支援センターで迎えてくれたのは、話しやすい若い女性の職員さんでした。面談では、妊娠中の支援事業が受けられること、出産後のサポート事業や支援金が受けられることなどの説明のあとで、妊娠の経過や家族に関する質問が始まりました。 出産時に上の子をどうするかという質問になり、計画無痛分娩を予定していた私は、夫が休む予定であることを伝えました。すると職員さんは「身近に無痛分娩をした人がいなくて。痛みとかやっぱり違いますか?」と無痛分娩に興味がある様子。 あれ? 誰の面談だっけ?上の2人も無痛分娩で出産していた私は、そのまま無痛分娩について解説することに……。途中から個人的な話になり、職員さんは結婚しておらず、出産経験のない方ということもわかりました。 私は2人目の妊娠時、切迫早産で入院した経験があります。そのため今回、入院を回避するために気を付けることなどを質問するつもりだったのです。何気なく「2人目で切迫早産になって……」と話をしたのですが、職員さんはあまりピンときていない様子で、結局「大変でしたね」という会話で終わってしまいました。 職員さんが妊娠や子育てに関する知識を勉強していて、私の話を親身に聞いてくれていることは伝わってきました。しかし妊娠中のトラブルを相談するのは難しく、不安なことは産院の先生に相談することにしました。帰り際に職員さんから「貴重なお話が聞けてよかったです」と言ってもらい、子育て支援金の申請はできたものの、「一体誰のための面談だったのだろう?」と疑問が残りました。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:河原りさ
2024年03月10日この記事では、2024年2月に妊娠・出産を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。小澤陽子さん、竹内 渉さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優・タレントなど、8名の出産のニュースをお届けします。 出産発表木南清香(42歳)ミュージカル俳優・木南晴夏の姉出産発表:2024年2月9日(1人目・女児)ブログ・SNS:Instagram(@kinami_sayaka)鈴木まりや(32歳)タレント・元AKB48 ※夫は根本 悠(38歳)お笑いコンビ・ゴールデンルールズ 妊娠発表:2023年10月26日(1人目) 出産発表:2024年2月10日(男児・3,075g) ブログ・SNS:X(@mariyannu_s)ケリー(39歳)モデル出産発表:2024年2月11日(1人目・男児)ブログ・SNS:Instagram(@kellymisawa)小澤陽子(32歳)フジテレビアナウンサー 妊娠発表:2023年8月26日(1人目)出産発表:2024年2月13日 ブログ・SNS:Instagram(@yoko.ozawa729)竹内 渉(37歳)タレント ※夫は白洲 迅(31歳)俳優妊娠発表:2023年11月2日(1人目)出産発表:2024年2月16日(男児・出産は1月)ブログ・SNS:Instagram(@ayumu_takeuchi)木村ミサ(33歳)モデル・アイドルプロデューサー妊娠発表:2023年11月1日(1人目)出産発表:2024年2月18日(男児)ブログ・SNS:Instagram(@misaxmas)パパになった芸能人・有名人宮地謙典(47歳)放送作家・芸人出産日:2024年2月6日(2人目・男児)ブログ・SNS:X(@nibugomiyaji)小島よしお(43歳)お笑い芸人出産発表:2024年2月23日(1人目)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2024年03月10日この記事では、2024年2月に妊娠を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。徳島えりかさん、舘山聖奈さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優、アナウンサーなど、8名の妊娠のニュースをお届けします。 妊娠発表徳島えりか(35歳)日本テレビアナウンサー 妊娠発表:2024年2月4日(1人目) 出産予定:初夏橋本ゆき(31歳)元アイドルグループ仮面女子メンバー・渋谷区議会議員妊娠発表:2024年2月4日(1人目)出産予定:2024年6月ごろブログ・SNS:X(@yuki_12hsm)花乃まりあ(31歳)俳優・元宝塚歌劇団花組トップ娘役 妊娠発表:2024年2月12日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@mariakano_official)篠原かをり(29歳)動物作家・昆虫研究家・タレント ※夫は河村拓哉(30歳)YouTuber・クイズプレイヤー妊娠発表:2024年2月14日(1人目)ブログ・SNS:Instagram(@kawori_rat)Megu(34歳)3人組アイドルグループ・Negicco ※夫は山下 賢・ミュージシャン妊娠発表:2024年2月17日(2人目)出産予定:夏ごろブログ・SNS:公式サイト中鉢明子(42歳)俳優・モデル 妊娠発表:2024年2月22日(4人目) ブログ・SNS:Instagram(@akiko_harlem)舘山聖奈(26歳)関西テレビアナウンサー ※夫は中村帆高(26歳)プロサッカー選手 妊娠発表:2024年2月24日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@seina_tateyama_)パパになる芸能人・有名人橋本 稜(32歳)お笑いコンビ・スクールゾーン妊娠発表:2024年2月26日(2人目)ブログ・SNS:Instagram(@schoolzonehsm)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2024年03月09日私は8歳の長男と6歳の次男、そして4歳の三男の3人の子どもを育てています。にぎやかな日々を楽しく過ごしていますが、実は3人目を妊娠したときに、産むかどうしようかかなり悩んでしまったのです。葛藤した当時の体験談をお話しします。4歳と2歳の育児に追われる日々当時4歳のわんぱくな長男と2歳の泣き虫な次男の子育てに追われる日々の中、仕事復帰をした私。そんなときに予想外の妊娠をしました。当時の私は家事や育児、仕事の両立でメンタルがギリギリの状態でした。 こんな私に子どもを3人も育てられるのだろうか? また、経済的不安もあり、人工妊娠中絶も考えてしまいます。夫に相談したところ、できれば産んでほしいが最終的には私が決めてという返答だったので、人工妊娠中絶について調べるとともに、同じ悩みを抱えている人がいるのでは?とインターネットで探しました。 同じ悩みを持つ人が意外に多かった…3人目の妊娠についていろいろと調べているうちに、意外にも同じような悩みを抱えている人が多くいることがわかりました。その中で、人工妊娠中絶が可能な病院自体、少ないことを知ったのです。そのときの私は3人目を育てる自信をなくしていたので、近くで人工妊娠中絶ができる病院があるか、電話で問い合わせて見つけました。 いざ病院に行くと、先生は中絶を希望する理由などは聞かず、「まだ手術をするには早いから、次回までにどうするか決めてきてね」と言いました。私にもう一度考え直す時間を与えるかのような先生の対応により、私の中で何かが変わっていったような気がしました。 自分を見つめ直して考え方を改めた先生が何かを察してくれたかのように感じた私は、考え方を改めてみようと思いました。私の場合は、そのときの現状でいっぱいいっぱいとなっていることから、新たな子育てへの不安を感じていたのです。そこで、家事などもう少し手を抜けるところは抜くことにしました。 また、きょうだいも2人より3人いたほうがうれしいのではないかと思えるようになり、経済的な不安については働きながら節約できるところはするなど、どうにかなるだろうと考え、私は「産もう」と決意しました。このことから、いろいろな物事に対して、今だけではなく先のことも考えながら行動するようになりました。 無事に三男も生まれてきてくれ、現在は、3人で仲良く遊んでいる姿がよく見られます。次男も三男のお世話をよくしてくれるようになり、私は大変どころか上の子に大変助けられています。手を抜くところは抜いて、子どもたちと向き合って過ごすことの大切さを実感しました。そして3人の子どもたちと楽しく過ごしている今、産むという決断をしてよかったと思っています。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/シュー子著者:太田 ゆみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月08日なっぱさんは夫のべじ太さんとの間に子どもを授かります。妊娠9カ月のころ、新居が完成するまでの間はべじ太さんの実家に住むことになりました。なっぱさんは義両親からの提案に甘え、なんとか引っ越し作業もこなし義実家へ。義両親との生活は快適で、不自由なく過ごしていましたが……? 体に感じた異変… 第一子妊娠中、べじ太さんの両親は、なっぱさん夫婦に「新居が完成するまでうちで暮らしていい」と言ってくれました。 なっぱさんは、妊娠中の体で義両親に気をつかう生活は……と不安に感じますが、前向きに考えてその提案を受け入れます。同居が始まると心配していたストレスもなく、家事全般を義母が担ってくれて、快適な毎日を過ごしていました。 そんな中、妊娠10カ月を迎え、足のむくみがひどくなっていることに気づくなっぱさん。足を上げてストレッチをしたり、ウォーキングを試みたり、食事に気をつかったりもしましたが、一向に良くならず……。むくみが解消されないまま出産の日を迎えることになったのでした。 ◇ ◇ ◇ 妊娠経過に伴うホルモンバランスの変化や、大きくなる子宮の影響や体重の増加などの影響で起こる、治療の必要がない不快な症状を「マイナートラブル」と言います。むくみもその1つですが、何らかの異常がある場合もあるため、症状がつらいときは無理せずに、かかりつけ医に相談しましょう。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター べじべじなっぱ
2024年03月08日4歳の娘と生後8カ月の息子を育てています。娘が3歳のとき、近所に住む年の近い姉妹と仲良くなり、よく一緒に公園で遊ぶようになりました。ほどなくして私が下の子を妊娠したのですが、そのときにちょっとモヤモヤすることが起こったのです……。 私のことが大好きな姉妹その姉妹はまったく人見知りをしない子たちで、2人とも誰にでも自分から話しかけに行くタイプ。そのなかでも私は特に気に入られていて、よく「○○(娘)ちゃんママ! 抱っこ!」と言ってきてくれました。 妊娠がわかってからしばらくはつわりなどで体調も悪かったので、公園に遊びに行きませんでした。安定期に入って体調が落ち着き、久しぶりに公園行くとその姉妹とママがいて、「久しぶり~」と言いながら遊び始めました。 私に抱っこをせがむ姉妹そのときすでにおなかが少し出てきていたので、相手のママも気付いて「あれ? 見ないと思ったらもしかして?」と言われ、「そうなんです~」と下の子の妊娠を打ち明けました。そしてしばらく仲良く遊んでいた子どもたちも遊びきって疲れてきたとき、娘が「お母さん疲れた~だっこ~」と言ってきました。 このときおなが大きくなってきて腰が痛かった私は、「お母さん腰がしんどいから座って抱っこならいいよ」と言ってベンチに座って娘を抱っこ。それを見た姉妹が、「あ!」という顔をして、「私も抱っこ!」と言ってきました。 抱っこしない私が悪いの?私は娘と同じように「座って抱っこね」と言うと、姉妹は「やだ! 立って抱っこして!」と私によじ登ってきます。私はおなかをガードしつつ「おなかに赤ちゃんがいるから」と言うと、姉妹は余計にヒートアップし「やだー!! 抱っこでしょ!!」と泣き始めました。 そんな子どもたちを見ていたママが姉妹に近づいたので、「あ、止めてくれるかな」と思ったら衝撃的な言葉を言ったのです。「私が下の子を妊娠してたときは、普通に上の子を立って抱っこしてたけどねぇ」と。そう言い、「○○(娘)ちゃんママ、抱っこできないってさ」とあきれたような口調で姉妹をなだめ始めました。私は「ごめんね」と姉妹に言い、その後も少し遊んで帰宅。ただ帰宅後も彼女の発言にモヤモヤが残りました。 この発言の後もこの親子と時々公園で遊びましたが、モヤモヤする発言はこの1回きりで普段は気の合うママです。ただこの発言に彼女の素を見た気がして、深くは付き合わないようにしています。妊娠中は体がしんどい人もいると思うので、私自身は妊婦さんに気を使える人でいようと思っています。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月06日妊娠がわかって初めて迎えた私の誕生日でのこと。夫はプレゼント選びが苦手なので、あらかじめ欲しいものを伝えていました。ですが……。 これじゃないんだけど…プレゼントを選ぶのが苦手な夫。これまでも自作の詩や個性的な置物など、誕生日プレゼントとしては反応に困ってしまう贈り物ばかりでした。 なので今回は「ドライヤーが古くなって壊れそうだから、誕生日に新しいドライヤーがほしいなぁ」と希望を伝えました。夫の誕生日には夫が欲しいバッグや財布をプレゼントしているので、リクエストすることにしたのです。 ところが、夫から渡されたのは赤ちゃんの名付けの本。 たしかに名付けの本は今後必要になると思いますが、そのときはまだ週数が浅く、安定期にはほど遠い時期でした。しかも前年には流産を経験しており、私自身もまだまだ不安な状況で名付けのことを考えられる余裕もありません。 夫は自分が欲しい物をリクエストしてもらっておきながら、私には自分の主観で選んだものを贈って満足している様子。それなのに私が喜ばないことに腹を立てるので、大げんかに発展しました。 ◇ ◇ ◇ プレゼント選びは難しいですが、相手の欲しいものを渡すのが一番喜んでくれる可能性が高いですよね。親しい仲であるからこそ、相手の好みや状況を考えて独りよがりなプレゼントにならないよう気をつけたいですね。 作画/さくら著者:いしいみなと
2024年03月03日私は3歳の男の子と0歳の女の子のママです。長男の妊娠期は切迫早産で長期入院になり、2人目は妊娠がわかった妊娠5週ごろから自宅で安静に過ごすよう医師から指示を受けました。それでも切迫流産、切迫早産になってしまったのですが、そんななかで、私が家族に対して後悔していることをお話ししたいと思います。急な里帰り安静期間が長くなるにつれ、私は動けないストレスで精神的にもボロボロ。当時2歳になったばかりでイヤイヤ期の長男にも、ちょっとしたイタズラ程度でも大声で怒鳴るように……。一方、夫は仕事と家事をひとりでこなし、とても疲れている状態でした。 そんなとき、妊娠32週の妊婦健診で医師から子宮頸管があと少しでも短くなったら入院だと告げられたのです。私が入院になると、夫の仕事中に長男のことをみる人がいません。夫と話し合い、私の両親に頼んで妊娠32週に里帰りをすることにしました。 イライラが今度は両親に……実家でお世話になり始めると、普段はあまり両親には頼らず子育てをしているせいか、長男も両親もどのように関わればいいのか模索しているようでした。私からも長男の食事の味つけや、してはいけないことをしたときに注意するポイントなど両親に前もって伝えましたが……。 「やめて」と言っても隠れてお菓子をあげようとする、スマホばかり見せる父や、長男の食事についてなかなか理解してくれない母にイライラして、何度か怒ってしまいました。両親も私がものすごい剣幕で怒るので、驚いていました。 イライラしないためにしたこと両親にまでイライラしてしまう自分が、情けなくてつらくてたまりませんでした。そんなとき、夫に相談すると「ちゃんとご両親に何でイライラしているか、家でもイライラしていたことを伝えたら?」とアドバイスを受けました。 後日、両親に今は入院せずに過ごせるかとても不安なこと、長男のイヤイヤ期も重なり、育児が自分の思うようにいかずにつらいことなどを伝えると、両親は「わかっているから大丈夫だよ」と言ってくれて、安心と同時に少しイライラが緩和されました。 その後もイライラを抑えることは難しかったですが、正期産の時期に入ると動けるようになり、少しずつイライラは軽減されました。夫は長男と外出、母は私の愚痴を聞いてくれて、父は甘い物を買ってきてくれるなど心遣いがうれしかったです。ひどいことばかり言ってしまった私に寄り添い、気遣ってくれた家族のおかげで無事に出産でき、とても感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2024年03月03日ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル
両手に男児