子育て情報『保育園生活がラクになる!年明けから始めておきたい保育園準備/ママ編【ラクに楽しく♪特集】』

保育園生活がラクになる!年明けから始めておきたい保育園準備/ママ編【ラクに楽しく♪特集】

 

また、月曜日と金曜日は多くの保育園で布団の持ち帰りなど荷物が多くなります。徒歩や自転車で送り迎えをする場合は、荷物が多いときのこともシミュレーションしてみましょう。

職場の人とのコミュニケーション

子育てしながらの職場復帰は、職場への理解が不可欠。保育園の開いている時間内に、送り迎えをして、仕事もしなければいけません。ママの中には、仕事が途中なのに帰らなければいけない、同僚の理解が得られないなどの思いをしている方もいます。少しでもそんな思いをしないためにも、職場復帰の前に上司と家庭の状況を説明し、話し合う場を持つことは大切です。

子どものことで早退や欠勤が増えることが予想されますので、復帰後は働けるときはしっかり働き、同僚のフォローをすることは大切です。また、もしものときのために、自治体のファミリーサポートなどへの登録もしておきましょう。


パパとの役割分担

私の保育所の保護者の方を見ていると、やはり送り迎えはほとんどママというのが現状です。中には、送り迎えのどちらかがパパというご家庭もあります。

もしものときに一番頼れるのは、やはりパパの存在。保育園の送迎は、ママだけの問題ではありません。職場復帰に向けて、ママの気持ちをパパに伝えることが大切です。パパにできることは遠慮せずに頼ってみましょう。お互いが助け合い、感謝しながら子育てすることで、仕事との両立もスムーズにできるはずです。

育児も家事も仕事も、無理は厳禁。
長く続けていくためには良い意味での「手を抜く」ことは絶対に大切です。実は、私は何でも「満点」を目指しがち。15年仕事をしながら子育てをしていて感じたことは、満点ではなく50点満点を目指すくらいが丁度良いということ。このことを頭の隅に置きながら、4月からの保育園生活の準備を始めてみてくださいね。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

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