子育て情報『入社半年で退職。産後は焦りと葛藤の日々…。でも、子どもがいるからこそチャレンジできた!』

入社半年で退職。産後は焦りと葛藤の日々…。でも、子どもがいるからこそチャレンジできた!

 

子どもを育てる中で築く人間関係や行動範囲は、今までの自分とは全く違った人や場所との出会いになることも。そういった意味で子どもがいるおかげで人生の幅が広がってると実感します。

例えば、朝活を始めるきっかけになったのも子どもがいたからこそ。「夜はどうしても子どもがいるから出かけられない」「でも、モヤモヤする!」「じゃあ、どうすればいい?」ということで、「朝渋」というコミュニティに参加することにしました。渋谷に7時半に集まるのですが、そこでは普段知り合えない人とも知り合うことができましたし、そのまま会社に行くことで時間の有効活用もできました。独身時代なら絶対そんなに朝早く起きて出かけようとは思わなかったでしょうね。今考えても5時半起きで、自宅の千葉からよく行っていたなと思います(笑)。

ー今は、シンガポールにお住まいとのことですが、新たな交友関係も生まれたのでしょうか?

【平さん】
娘が学校で仲よくなったのが中国人の女の子だったのですが、子どもを通して、お互い家族ぐるみの付き合いができ、旧正月(中国のお正月)にご自宅に呼んでいただいて手料理を振る舞ってもらったり、娘の誕生日パーティーに来てもらったりと貴重な異文化体験ができました。


私は英語が堪能なわけでないので、自分のためだけであれば積極的に国籍の違う人に声をかけることはしなかっただろうと思います。でも、娘はお友だちと遊びたいって言うし、夫も「せっかくだから連絡しなよ」と言うので、2人に背中を押された感じです(笑)。聞いたら向こうのお母さんも英語がそこまで得意ではないことがわかって。こんなきっかけも子どもがいるからこそかなと思います。

ー平さんだけでなく、娘さんにも変化はありましたか?

【平さん】
先日、日本にいたころの保育園の友だちとそのママとオンラインで話したとき、「なんか頼もしくなったねー」と言われて、自分自身も毎日必死で見えていなかった娘の成長を実感できました。 

それ以外にも、シンガポールにきてから言葉が通じないからなのか、子どもが身振り手振りを使って、いろんなことを伝えてくれるのがおもしろい! 今までとちょっと違った“ひょうきんキャラ”な部分が見えるようになりました。子どもが小さいときは、「自分が子どもを笑わせたい!」

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