子育て情報『家でおむつはダメ? 保育園児の「おむつはずし」おうちでやりがちNG行動』

2021年5月13日 22:20

家でおむつはダメ? 保育園児の「おむつはずし」おうちでやりがちNG行動

ということになります。ですから、家ではいつでもどこでもおしっこOKになるのです。そうすると、特に週明けに保育園でのお漏らしが増える傾向があります。

これまでのご家庭を見ていると、保育園で布パンツ、家庭で紙おむつの家庭よりも、保育園でも家庭でも布パンツの家庭のほうが、おむつ外れがスムーズです。だからといって家でもずっと布おむつは、お母さんにとって負担になることもあると思います。ですので、「日曜日の午前中は布パンツにチャレンジ」など、少しずつ布パンツで過ごす日を増やしてみてもらえると、保育士も喜ぶと思います!

3.トイレに誘わない

「うちの子、自分でトイレに行くってなかなか言わないんです。だから、家ではよくお漏らしするんです」というお母さんのお声をたびたび聞くことがあります。

「お母さん、保育園でも自分でトイレに行くっていいませんよ。
私たちが誘っているんですよ。だから、お家でもぜひ誘ってみてください」とお話しさせていただいています。トイレに座ればおしっこが出ることと、おしっこをしたくて自分で「おしっこ!」と言える能力は別物です。後者の方がかなり高度な能力と思っていてください。

起きたとき、お出かけ前後、食事の前後、寝る前など、生活の節目のときに、保育園では子どもにトイレへのお誘いをしています。「うちの子は、どんなタイミングで声かけをしたらいいですか?」と保育士に相談してみるのもいいですね!

今回紹介したことは、ほんの一例です。保育園と家庭が同じ歩幅で進むことは、お子さんが気持ちよく生活していけることにつながります。通っている保育園と相談しながら、おむつはずしを進めてみてくださいね!

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。
息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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